不顕性感染(3)

どんなウイルスでも不顕性感染

がある。要は無症候で、発病していないが

コロナ抗体価の高い患者だ。

 

 

イタリアの調査によると、無作為に

60人の健常者の血清検査をおこなった

ところ、40人は抗体があって、

発病せず(過去PCR陽性だった

可能性大)、

20人には抗体がなかった

(PCRはずっと陰性)。

 

 

 

 

ウイルスの疫学調査は、細菌感染より

めんどくさい話だが、

 

 

 

1.感染率(抗体保有者数÷国民母体数)

2.発病率(発病者数÷抗体保有者数)

3.致死率(死者数÷発病者数)

 

 

PCR検査では、発病者数がわかる。

抗体検査では、無作為に1000人の

血清検査をしたら、多分、1の感染率が

はっきりするだろう。

そうすれば、2の発病率も、1から類推

できるはず。

 

 

 

世界のどこの国々でも恐らく

1の感染率は変わらないであろう。

2と3は、乳幼児からのワクチン接種義務や、

Mers抗体やSars抗体の抗体価によるはずだ。

 

 

 

コロナ抗体を調査する抗体検査の他に

Mers抗体やSars抗体の疫学調査もどこかの

国々が大々的に始めるはずだ。

 

 

 

日本も、都市のロックダウンの間に

上記の抗体検査を行うべきだろう。

 

 

 

都市のロックダウンした場合、

大都市から逃げる市民の扱いを

EUの様に厳密に取り締まれるか、

ここが今後の問題となるであろう・・・