久しぶりのプロ野球テレビ観戦
ほとんど数年ぶりのテレビ野球観戦。
あまりにもソフトバンクと巨人の
実力差があるというので、見てみた。
うーん、30年前の巨人ファンと
しては、どうしても巨人の応援に
なってしまう。女房は根っからの
ソフトバンクファン。
実力差という人もいるが、原さんは
随分老けたね。左の大きなカーブを
持つ投手（外国人）二人に、左の
代打オンパレード。巨人の一二番も
左バッター。巨人で知ってるのは、
坂本選手、岡本選手、丸選手しか
知らないので、巨人ファンとは言えない
私だが、あまりにもふがいない負け方。
巨人が、秋山・清原・デストラーデの
西武に４たてくらった、１９９０年代の
日本シリーズ。地力の差という解説者は
多かったが、まだ現役の落合選手（当時
中日）は、こう言ってな・・・・・
「巨人が野球をさせてもらえなかった、
野球をして負けたのなら仕方ないが・・・」
今回のシリーズも久しぶりに見たが、
「野球して負けたのなら仕方ないんだが
、野球させてもらえなかった」からね。
工藤監督が、すごい、の一言だね。
当時、全盛時代の森監督を上回るくらいの
短期決戦の勝ち方を知ってる監督だね。
実際、４０試合くらい、巨人とソフトバンクが
試合すれば、４割くらいは巨人が勝つと
思います。そのところに至るまでに、
徹底的につぶす。森元西武監督に相通ずる
ものがあるね・・・・・
実力差もあるけど、
野球をさせない、
そこに尽きるね。
原さんも年を取ったのかな。
あの時（９０年代、西武に４たて
くらった時）の巨人もそうだったけど、
なんで巨人は、横綱相撲を取ろうと
するのかね・・・・・
チャレンジャーっていうことが
わかってないのかねェ～
一生懸命なのがソフトバンクでは
なんのこっちゃって思うわ・・・
唯一巨人サイドでいいことは、
思いっきり悔しがることが
できること、だね。
悔しがって、悔しがって、
実力を高めていって下さい。
古い話で恐縮だが、
三原の西鉄にどうしても
勝てなかった水原巨人。
今後も一切勝てなかったと
思っていた西鉄との日本シーズ。
川上新監督の巨人は、案の定、ロートル
稲尾投手に翻弄される。
川上新監督は、「また、
稲尾にやられるのか」と、
中洲の飲み屋で、なじみの
記者につぶやく・・・・
すると、その記者が、
「なんで柳田（ソフトの選手では
ない）を使わないんですか、
監督。あいつはパリーグで
稲尾をお得意様にしてた
のに」
それを聞いたかどうかは知らないが、
日本シリーズ第7戦の決戦の試合、
柳田がラインナップにあって、
大活躍。巨人は初めて稲尾の
西鉄に勝った・・・・・
第二次長嶋政権下(笑)で、再度
巨人は森西武と相まみえる。
一度も西武に勝ったことのない
巨人。若い松井と、晩年の
落合を擁しながら、試合巧者の
森西武にシリーズの主導権を
握られる。シリーズの潮目を
変えたのは、長嶋の勘ぴゅーた(笑)
満塁で誰もが想像しなかった、
非力の緒方選手が代打満塁ホーム
ラン。シリーズの流れは長嶋巨人
に傾く。槇原投手は実力があり
ながら、シリーズで特に良い
働きがなかった。第二次政権の
長嶋監督はまず、槇原の巨人
慰留に全力をあげた。あとは、
槇原投手のシリーズで活躍で、
その後の対西武戦、
2回のシリーズで退ける原動力
になる。
コロナ禍で、中洲で朝までグデン
グデンに酔っぱらうのはご法度だが、
若い巨人の選手は大いに悔しがって
悔しがってほしいね・・・・・
悔しがって本当に這い上がった選手が
いつか、ソフトバンクに引導を
渡すかもしれないのだから・・・・・
ソフトバンクの選手も、プロである
以上、実力差なんて紙一重と思う事
だね。実力の世界だから、明日は
どうなるかわからない暗闇の世界。
奢れるものは必ず滅びる世界。
栄枯盛衰が、プロ野球だから・・・・・
NFLのサンフランシスコ49ｓは
80年代に伝説のＱＢモンタナを
擁してスーパーボウル無傷の
４回制覇。その後の90年代も
よかった。
しかし2000年代に入ると暗黒期、
低迷が続き、2010年代やっと
でたＳＢでも、連敗が続く。
ヤンキースも松井がＭＶＰに
なって以来ＷＳにも行けない
始末。
ＳＢ（ソフトバンク）に奢りはない
のだろうが、全盛のスーパースター
に陰りがでると、頂点から下っていく
のも早い。
だけど、工藤監督は、巨人のＯＢ
でもあるわけだし、どこか憎めない。
広岡や森元西武監督は憎たらしかった
けど(笑)ね。
工藤ちゃんには、個人的に頑張って
もらいたいとおもうねェ。できたら、
9連覇くらいしてもらいたい。
でも、巨人弱すぎ・・・・・
何だかななぁ～て言ってそうな
気がするわ(笑)
