核武装より海軍

日本は非核3原則を破棄して、核武装すべきだという主張が増えている。自分はいきなり核武装するより、日本は海軍力の充実を図るべきだと思う。 今の時代、核武装するリスクの方が、核武装しないリスクよりかなり高い。クリントン元大統領ではないが、日本のトップの政治家に任せて、暗証番号忘れてましたとか、間違ってボタン押しましたとか、では済まされない。今や、国連の常任理事国以外、インド、パキスタン、イラン、果ては北朝鮮まで核武装する時代だが、核を搭載したミサイルを迎撃するのは、パトリオットのような迎撃ミサイルと不眠不休のレーダー網を持っていることが前提だ。インドパキスタンイラン北朝鮮に、優秀なミサイル迎撃システムがあるのだろうか?第1次湾岸戦争の時、イスラエルイラクのミサイル攻撃を、ことごとく撃ち落とした。大切なのは核武装ではなく、ミサイルの性能であり、迎撃システムの緻密さだ。 北朝鮮が韓国に核爆弾ミサイルを発射しても、多分ほとんどのミサイルは、アメリカの原子力潜水艦に迎撃されるはずだ。逆に報復的に、アメリカから核を撃ち込まれるのがおちだ。 話しはそれたが、核武装してないから、周辺国から舐められるんじゃなくて、日本は通常兵器も整備せず、平和ボケで、徴兵制度もない。自国を守る意志が感じられないから舐められるのだ。 いきなり核武装するのは、トボケタ話しで、原子力潜水艦イージス艦原子力空母、ステルス戦闘機、ミサイル迎撃システムなど、整備する軍事兵器は数多くある。月にでも日本人をロケットで送った、さあ次は核武装だって言うならわかるが、今の日本では無理だ。核ミサイルの暗証番号は、日本の首相が管理するのだ。アメリカの海軍の大平洋司令長官が管理するのではない。中共から脅されて、簡単に中国人船長を大陸に帰してしまった日本の政治家。こんな政治家に、核ミサイルの暗証番号を渡すわけにはいかない。危なくて仕方ない。核武装などとフザケタ事を言わず、まず通常兵器の開発配備。ここから始めてほしい。