2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

難しい日中の融和

9月の尖閣諸島問題から、日中関係は一転して小泉元首相時代の様に冷えきったままである。 日中の問題は、尖閣諸島問題に集約される。民主化問題、歴史認識問題などもあるが尖閣諸島問題が喉元に刺さったトゲである。結論から言えば、この問題に関しては両国…

中国の軍事クーデター

胡錦擣、温家宝の西側寄りの外交(最近はそうでもないが)から習近平に変わる2012年から2015年あたりに、人民解放軍のトップによる軍事クーデターが起こり得る、と予想する大陸のアナリストがいる。 大陸の沿岸部と内陸の格差は広がるばかり。人民解放軍はもと…

核武装より海軍

日本は非核3原則を破棄して、核武装すべきだという主張が増えている。自分はいきなり核武装するより、日本は海軍力の充実を図るべきだと思う。 今の時代、核武装するリスクの方が、核武装しないリスクよりかなり高い。クリントン元大統領ではないが、日本の…

パンドラの箱

世界多局化(第一次大戦前)のパンドラの箱を開けたのは、直接的には旧ソビエトと中共、加速化させたのはオバマ大統領と言えるだろう。自分は、米国の参政権がないが、一貫して民主党支持ではない。民主党の理想主義のスタンスがアメリカの大国としての役割に…

海軍(海自)基地

中共と一連の尖閣諸島問題が発生して以来、自分は、尖閣諸島、あるいは尖閣諸島に近い島(石垣島など)に、海軍基地(軍港)を造るべきだと、言ってきた。出来たらその軍港に、空母(建造してから)1雙、空挺部隊、潜水艦1雙、イージス艦1雙、など配備すべきだ。日…

中共内部に何が??

次期(2012〜)国家主席も周何某氏に決まり、これで少しは安定するかと思ったら、今日、対米対欧州のレアアース輸出停止、というニュースである。レアアースの不足は、電化製品、ハイブリット環境車、風力太陽電池発電などの製造に支障がある、という。またア…

中国との戦争

日本の有史以来、大陸とは大きな戦争を5回やっている。 新しい順で、1、日中戦争1930年代 2、日清戦争1895年。3、豊臣秀吉朝鮮出兵1590年頃 4、元寇1230年頃 5、百済白村江(はくすきのえ)の戦い660年頃 1は、主に蒋介石の国民党と大陸で戦争(敗戦)。 2は中華…

中共のペレストロイカはいつだ?

経済力がGDPで世界2位になった中共。しかし、人民の格差(貧富の差)は、アメリカか、それ以上である。一昨年、大陸を旅行する機会があった。上海、広州、深せんから車で2〜3時間も走ると、そこは日本で言えば、明治時代以前の光景が広がる。上海や北京に住む…

不安定なベトナム

ベトナム政府は、中止していたカムラン湾のロシア海軍の利用を認めるかもしれない、というニュースが今朝飛び込んできた。考えてみればベトナムもまだ社会主義国家だったか。ロシアが介在し始めると、南シナ海と南沙諸島、西沙諸島の領土領海問題は、今後ま…

多極の時代

いま一番、世界のトレンドに逆行しているのは、多分、中国共産党であろう。 世界は、ソビエト崩壊後、数々の国々が誕生した。旧ユーゴスラビアでは、人種戦争(内乱)を経て、舌を噛みそうな国名の国々が次々誕生した。現代においては、違いを矯正したり、弾圧…

野心を隠さなくなった中共

日経新聞、今日の朝刊によると、尖閣諸島東方沖にある大正島周辺を、中共の海洋巡視船が初めて航行した、らしい。中共軍部は「歴史的巡航を達成した」と、述べた。 中共は、長期的な海洋権益の確保にやっきになっている。南シナ海を中共にとっての核心的利益…

アメリカ原子力潜水艦

アメリカが、原子力潜水艦を沖縄と、尖閣諸島周辺に派遣するらしい。アメリカにやってもらうのは嬉しいが、日本はもっと、尖閣諸島とガス田周辺に海軍(海自)を派遣して、中共を牽制してもいいのではないか?いづれ、遅かれ早かれ、連中は尖閣に来るはずだ。 …