海軍(海自)基地

中共と一連の尖閣諸島問題が発生して以来、自分は、尖閣諸島、あるいは尖閣諸島に近い島(石垣島など)に、海軍基地(軍港)を造るべきだと、言ってきた。出来たらその軍港に、空母(建造してから)1雙、空挺部隊、潜水艦1雙、イージス艦1雙、など配備すべきだ。日本は極端にハード面(軍事、外交)が劣っている。早急に整備すべきだ。日中のソフト面(経済、文化)の人的交流はいままで通りでもいいだろう。大陸中国と丸腰で交渉したり、ビジネスしたりするのはあまりにリスキーすぎる。 日本の安全保障を左右する国は、重要な順にまず、1アメリカ。2インド、3ベトナム、4台湾、5韓国、6ASEAN諸国 となる。台湾との関係は、対中共という観点で言えば、特に重要だ。極論で言えば、台湾が中共に侵略され呑み込まれた時点で、沖縄諸島と鹿児島南西諸島ラインでの中共封じ込めに、レッドランプが灯る。日本は台湾が国連で再度、中華民国あるいは自由中国という名称の国家として認識されるよう尽力すべきだ。国連で認定されるされないは別として、このような側面支援が必要で、これもハード(外交力)と言えるだろう。台湾を民主主義、自由主義地域として存続させるのは、日本にとってはMUSTである。韓国に対しても同様だ。これら2国が、民主主義国家として残るなら、戦略的には尖閣諸島を台湾に、竹島を韓国に譲っても余りあるメリットが日本にはある。逆説的に言えば、台湾と韓国が中共や北鮮などに占領される事態は、絶対避けるべきで、長期的には、日本にとって暗黒の時代になる。
尖閣諸島が防衛できれば、台湾と韓国が、シス卿(中共)とダースモール(北鮮)の手に落ちても構わないという態度ではいけない。 大陸にいて、中共に騙され続けられていれ大陸人民も敵ではないのだ。彼らは将来、中共打破・民主主義復活のための、フォースになり得るのだ。 尖閣諸島防衛は第一義的に大切だが、日本は、地域の安全保障に深くかかわるコミットメントを、台湾・韓国・インド・ベトナムに、言葉でなく実行で、早急に示すべきだ。