ナスダックは53ポイント上げて1780


10月7日に1790ポイントだったので、
ほぼ1ヶ月前の水準に戻った。


この時は、

イムコア 26.45ドル
バルケム 23.55
メリディアン 25.90
メリット 17.24
ネイタス 18.89
ダクサー 14.81



現在は、

イムコア 26.92ドル
バルケム 25.88
メリディアン 26.27
メリット 17.20
ネイタス 16.23
ダクサー 16.00



だいたい、指数に対応して株価は
もとに戻った感じだ。


メリディアンは、カバードコール
2009年4月限月$30で、
売り建てた。




問題は、今後の相場である。



ナスダックで言えば、9月末に
つけていた2200ポイントが、
10月28日(日本時間)で、
1500ポイントまで落ちた。
下落率で30%以上。まだ、20%
近く下げており、どこまで戻って、
どのくらいかかるか(時間)が
焦点になってくる。




1週間で10%戻っており、
単純計算で、2200ポイント回復
にはあと、2週間かかる。
9月29日には、2400ポイント
あって、その抵抗線を上抜けると、
年内にかなりの上昇が見込めそうだ。
これは非常に楽観的な見方です。




2200〜2500ポイント圏
は、去年から、ボックス相場が
形成されており、新高値を上抜けるには
、住宅関連の指数改善が必要だろうね。
結局、金融機関のサブプライム損失も
、個人も、住宅関連指標が改善されないと、
アメリカの場合、限界がある、ということ。





なんで、持ち株に保険を掛けるの?
って聞かれれば、実体経済の問題(景気
減速)、さらに言えば、サブプライム
関連の損失計上をないがしろにして
いる点。

もう一度、米金融業界は、再編(倒産を
含んで)が不可避に思えます。

日本の場合と比較はできないけど、
サブプライムの損失を決算書に間違いなく
計上しない限り、個人投資家は、
「相場」が好転するとは思えない。



個別の企業が、業績を伸ばし収益を上げる、
そういうことはあると思うが、8割の
金融機関の痛んだバランスシートを見て、
景気が良くなる(株が上がる)とは、
素人目にも思えない。



オバマ氏が大統領になれば、ウォール街
責任を問う姿勢がもっと鮮明になるだろうし、
株に戻った資金がまた、流出する可能性は
ある。キャピタルゲイン課税の利率も上がる
だろうし、好景気を演出する、という
共和党的手法はとらないんじゃないかって
思います。




我々、端株個人投資家もITバブル崩壊後の
安値を、頭に入れといた方がいいでしょう。

(1)7割キャッシュにするか、
(2)目減り分の保険を掛けるか
   指数オプションや個物株オプション
この(1)(2)はやっといたほうがいい。



10月の下落は約30%で、10%戻って、
アメリカ株主体の株取引している投資家で、
ずっとホールドしてた人の現時点での損失は、
20%前後。
この20%は、暴落があろうとなかろうと
起こりえる範囲で、許容範囲とみなしていい
でしょう。問題はここからだと思います。
今回の戻りは、神が与えてくれた恵みと、
私は思っています。




今は
ヘッジファンドが上げてくれた相場に
乗っかって、
個人の戻り売り(換金売り)の相場です。