本屋で雑誌を見ていたら、どうやら今の25歳から32歳くらいまでの
若者のことを「待ち組」と呼ぶらしい。小泉首相が国会で、ニート
フリーターで、正規の仕事についていない(アルバイトでも立派な仕事
だと僕は思うが・・)若者の一団を、「待ち組」と言ったらしい。
特に、この年代は、超氷河期で、就職が半数くらいしかかなわず、
有名校卒でも、150社にふられて就職できず、仕方なく、時給で換算
されるアルバイトについている若者が多くいるらしい。


ただこう言った話は、昔からあって、僕の親父も太平洋戦争後すぐで
新卒にも就職が今より少なかった時代。それでも小さな会社に就職でき、
そこが超大企業に合併された。自分も、大学8年もやってたから、仕事
なんて探せなかった。アメリカの大学を卒業して帰ってきたものの、
当時はアメリカ大卒は専門学校卒と同じ扱いで、苦労しました。就職は。
それでも、あきらめずに、資格とか、自分を磨く何かをやってたら、
復活できるチャンスはある。フリーターとかアルバイトでも、何かしら
続けて自分の価値を高めていれば、必ずチャンスはやってくる。自分も
フリーターの元祖みたいなもんだから、少しはもの言える立場には
あると思う。


思った仕事につけず、アルバイトなんかでお茶を濁している若者は、
思い切って「結婚して子供をつくってみたら?」と、アドバイス
したい。結婚して自分を追い込む(笑)ことで、今まで感じなかった
責任や、腹の底に眠っていた闘争心が、出てくるかもしれない。


いずれにせよ、何をしていてもいいが、自分を磨いていれば必ず
チャンスは訪れる。人生とは結構、不公平でもない。