金曜730から、NHK首都圏版を見る。

日本全国で、病院への未払い(患者からの)
が問題になってるとの事。年数千億円以上の
未払い金があるらしい。


この番組では、2人を紹介していた。一人は
49歳で、脳梗塞に罹患し仕事を失い、
リハビリや治療費がかさんでいた方。一人娘と
同居も、娘は無職で、母親の介助をしながら
では、仕事は見つからなかった、との事。


もし、生活保護を受けるとなると、月8万以上
の生活費支給と医療費は免除。この親子は首尾
よく生活保護を受けられたようだ。


もう一人は年金暮らしの68歳。月15万の
年金のみが、この方の収入。若いときから
C型肝炎を患い、今は、肝硬変で、インター
フェロン治療を勧められている。インター
フェロンと薬で、月7万円近くが医療費として
消える。保険を引いた手取りが13万少々なの
で、住居費と食費に6万弱しか使えない。
この方、ご老人の一人暮らしである。
生活保護を申請するも認められず、結局、
特例措置として、低所得者であれば、純粋な
医療行為(食費・ベッド代は含まず)は最低
額のみ(3万まで?)支払えば済むという
措置になったようだ。


日本の世帯はどんどん核家族化し、自分の
老いをケアできないご老人だらけ、である。


でも低所得のご老人達・ご病気の方々に
「人生諦めて下さい」はないだろう。
アメリカでも、医療保険(私的なもの)に
入ってない患者の治療をせず、救急室で、
ほったらかしにされて亡くなった方が、
つい最近のニュースで報道され、驚愕した。



ここで頭を冷静にして、一体、老後(65歳
以降)にいくら必要かと考えて見た。
これはあくまで自分自身のケース。


子供2人の結婚にかかる援助資金は、2人で
500万とする。この額でがまんしてもらおう。
教育費は払い込み済みとして、考えないでOK。


65歳までに、女房の両親、自分の両親が
亡くなっているか、いないか、この辺は微妙。
僕の片親だけ生きてたとして?、介護費用は
どうするか?最終的に、年金と両親の資産で
全介護を賄うとする。(希望的ではあるが・・)


次は、女房と自分の生活費。月25万として
12ヶ月で、年300万。20年で6000万。
85歳まで生きたら、だが・・・・。
土地はあるが、家が古いので1階建てに建て
替えて、約1500万。

ここまでで、合計8000万。(これでも
最低限の生活か・・・・・)
公的年金と退職金をどの程度もらえるかに
もよるが、金融資産で1億近い金を、定年時
に所有してるのが普通のサラリーマンにとって、
現実的かどうか?
ちょっと考え込んでしまうね。


株で、15年で1000万を1億にできるか?
15年で10倍は、ごくごく現実的な利益率だ。
株しかないな・・・・・ただ、有名大企業の
株を持ってても意味がない。値上がる株を買う、
シンプルな法則に従おう。
どっちにころんでも、人生、博打的な側面は
否めない。
ただ、自分としては、株で、15年で1億貯める
のは、リーズナブルって思ってるんですけど・・