オプションの値段

今朝AVAの株価を見ると、若干下がって(10セント安)いるものの、オプション価格は上がっていた。デルタ値は株価の1ポイント上下によるオプション価格の変動を表したもの。このデルタ値は今、0.8くらい。かなり高い。理論上、株価がオプション期限日までにあと2$上昇したら、オプション価格は、1.6上昇する。オプションを10枚買っていれば、$1600の儲け。もうひとつベガ値というのがあり、これはIV(ボラティリティ)が1%上昇すると、オプション価格も上昇する。このベガ値は、無視できる程低い(0.02)。他に、ビッド(売り値)とアスク(買い値)の差も影響する。なるべくビッドアスクの差は小さい方がよい。また、時間的価値の減少がある。これはセータ値という(1日毎のオプション価格の喪失)。オプション価格は満期日に近くなるにつれて、急激にセータ値が高くなる。このセータ値も、今は無視できる程低い。オプション買いの場合、オプションを高く売りたいわけだから、このセータ値の影響が出る期限日近くまで、オプションを持つのは危険。このAVAは上がると思って買ったが、年明けてもウロウロする様なら、そこで決済する予定。満期日近くでは動きがとれません。