女房と結婚した当初、ありとあらゆる事で
自分に食ってかかってきたんだが、その
台詞が「あなたの様にいい家庭で育った
ボンボンには解らないでしょう。私の
苦しみが!!(怒)」という感じの
言葉。

いまだに、何かあると、言葉のはしはしに
そんな感情がよく表れている様だ。



自分は女房の実家と較べて、キャッシュ
フローはいいかもしれないが、かみさん
だって東京都下の地主。決して、僕が
罵倒される筋合いのものではないんだが
(苦笑)



かみさんは、僕のアメリカに対する感覚
に、ある面、嫉妬してるのかもしれないが、
これだって、結局、親父の親父が、明治時代
に、アメリカに移民して、その子孫や
友人たちが、かの地に残っているだけ。
自分もたまたまアメリカの大学を出たが、
今時、誰でもアメリカに行き、頑張れば
卒業できるし、MBAだって取れる。



アメリカは誰でも行けるが、すでにアメリ
ですら、階級は出来上がっている。
最初に移民した東部のアングロサクソン
最上位で、ごく最近移民してる、中米の
ヒスパニックが最下層かもしれない。



その階層の中で必死に勉強し、仕事をして
金をため、日本に帰ってみたら、敵性外国人
として、財産没収などの憂き目にあったのが
自分の祖父だってわけだが。父親なんて、
戦前に10歳前後に日本に帰り、日本語も
ろくにできないのに、頑張って東大に入った。
そこで戦争が終わるわけだが。そして、
一流大企業に入ったのは父親のポリシーだ。
他人がとやかく言うなってことだ。

父親の長姉は
17、8才で帰ってきて、ろくに日本語も
できず、結核をわずらい、戦時中に亡くなって
いる。こういうストーリーがなんで、
スノッブだったり、セレブなのか?といい
たいね。女房には。




英語でこんな言葉がなかったっけ?

There's a will,there's way.

もう暫く英語の諺とはとうざかっていて、
正しいかどうか、わかんないけど、

意思があれば道が通じる(開ける)


そんな感じじゃ、なかったかな?




さっきのアエラの記事なんか、それは
それでいいんだが、


人間の可能性を、信じられないの?
って思うんだけど。
格差固定化した人種が多勢いるのが・・
・・・・・・ちょっと信じられないね。


みんな誰しも脛に傷を持つ身だ。
東大に入ってフリーターやろうが、
4流大学をでて、医師薬剤師をやろうが、
何でもいいだろ。
当人が選んだ事だ。


日本人として、日本社会全体として、

広く世界に目を向けて、異質な文化
だけじゃなく、異質な人間を、日本で
まっとうな生活ができような社会を
作っていかないと。今後の日本は、
株式市場だけじゃなく、他の面でも
取り残されていってしまうよ。


国内の格差・カースト制度なんかで、
騒いでたら、異人種が3割を占める
人口構成になったら、もう、
「お受験が・・・」なんてないだろう。


われわれ40歳台の子供たちの時代は
本当に生き残りの時代。異種格闘技
の時代。


せめて子供たちに不屈の精神だけでも
教育しないと、確実に世界にヤラレルよ。