今度の子供たちの春休み中に、両親の実家や先祖の
墓がある九州に行く予定だ。カミサンも、一緒に
行くことに反対していない。ただ、子供達も、
体調に振れがあるので、うまく旅行できればいいん
だが。


九州にいる母の妹(叔母)に話したところ、是非きて
ほしい。楽しみにしている、との事。


子供達も、東北や長野にスキーに行った事はあるが、
九州は初めてなので、今から大騒ぎだ。


その間、重い糖尿病の女房の母は、ケアセンターに
暫く入っていてもらうしかないが・・・。



カミサンに、「(義母が)家にいても大丈夫じゃないか?」
と聞くと、
「九州から戻って、家が焼けて、なくなってるかも
しれないよ」、
との返事。「あなたは甘い。まだ○○子さん(女房は
自分の母を名前で呼ぶ)を信じているの?
認知症なのよ。」と、きた。
一緒に住んでいても、男の自分はやはり見方が甘い
のか?
って思う反面、女の見方はシビアだ。

「料理を作れなくなったら、女としてはお仕舞いなの。
家族が介護しなきゃなんないの」というのが、
女房の見立てだ。
カミサンもつらいと思うね。頼るべき存在の唯一の
親が、頼れなくなるんだから・・・。
でも、どこの家でもいずれはやってくる現実だけどね。


だからこそ、親がしっかりしているうちに、子供達で
その資産や介護について、おおまかな流れを作って
おいた方が、争いにもパニックにもならないで
済むと思う。姉貴にやんわり、話をしてみよう。



アエラの3月3日号の「夫に復讐したい」っていう
記事、面白かった。でもうらやましかったね。
自分と女房、入っても子供、その3者関係だけで
人生が回ることが。
自分もそんなに背負ってるものが多いほうじゃないが、
都会の閉鎖空間で、家族だけの世界では、
煮詰まっちゃって、当たり前でしょ。


夫婦円満の秘訣は?っていう記事で、
殴り合いの(手加減した)喧嘩をするって、
書いてあったが、思わず笑ったね。というのは、
僕ら夫婦にも、あい通ずるところがあって、
子供のできる前は、よく取っ組み合いの喧嘩
してたもんね。
今は、ののしり合い、だけどね。
上の娘が涙ぐむので、即座にやめて、女房とは
翌日には和解するが。
でも、言うべき事を、腹に入れたまま生活する
ほど体によくない事はない。女房も、その点は
全く僕と同種の人間らしい。


アメリカの臨床実験でも、言い合い、ののしりあい
の多い夫婦のほうが、平均寿命が5年近く長い
そうだ。腹に溜め込む夫婦より。
家庭は生活の場所だから、家庭でストレス感じて
どうするの?問題は、はっきり言い合って、
はっきりした形にしたほうが、長期的には
プラスになろう。