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どうやら鳩山首相は、本人が言った、5月末決着=普天間基地
移転にしばられ、袋小路に入ったようだ。
移転先にあげられる自治体は、ものすごい勢いで、基地移転
反対運動を繰り広げている。
見誤っていけないのは、
日米安保条約はいまだに効力があって、日本とアメリカで
正式に調印された条約ということだ。
移転時期がいつになっても、私自身個人的には一向に構わないが、
もし、移転先を国外に持っていったりすれば
新たに条約の交渉に入らねばならないだろう。
現実問題、移転にはいろんな経費やリスクがある。
暫定的に、普天間基地継続し、
リセットして、あらたな安全保障の交渉(普天間移転も含む)
をしてはどうか?
旧政権(自民党)から懸案だったこの問題。
そう、簡単には決着はできないはずだ。
今日のニュースで、中国海軍が、日本の最南端
沖ノ鳥島(日本経済水域内)周辺に、艦隊を派遣して
偵察などやった、らしい。
中国は、日本の最南端=沖ノ鳥島を、単なる海底火山
の一部で、日本領とは認めていないらしい。
自分も実際、この島見たことないのでよくわからんが・・
中国は、シルクロード・ユーラシア国家であると同時に
太平洋国家として、海洋・深海資源にアクセスしよう
と、やっきになっている。かれらはまず、経済ありき、
資源ありき、である。
日本の安全保障を考えると、米軍のプレゼンスのほか、
やはり、自国の経済水域以外にも、海軍を派遣すべき
であろう。
できれば自国の技術で、最新鋭の駆逐艦や空母を
建造する必要があろう。
第二次大戦時の連合艦隊のようになれと、言ってる
わけではない。空母くらい自国の技術ですべて作って
みたら?って言ってるのである。
そのほか、シルクロード諸国、特に、中国やロシアの
はらわたに位置する、
モンゴル、キルギスタン、カザフスタン、グルジア、
トルクメニスタン、ウクライナ、ネパールなどと特に
友好を深め、軍事協力もすることだ。
米国英国は、中国とロシアに対しては、左手で握手し
(経済のため)、右手は後ろ手に棍棒(軍事力)をもって
いる。
日本も見習うことだ。
まだまだ民主党政権はナイーブすぎるのだ。
外交になれてくれば、そこそこやってくれるだろう。
前の、超格差容認政権(自民)に戻られても困るしね。