東アジアは・・・・・

北朝鮮が韓国領の島を砲撃した。中共は北擁護のスタンスだ。砲撃された島は、朝鮮戦争後、国連が策定した領土領海線で韓国領土にされた島で、北側は韓国領と認めていない、らしい。実効支配は韓国がしている。 何にせよ、パンドラの箱を開いたのは中共だ。ここ数年間で、南シナ海東シナ海と領土問題を提起し、不必要に東アジア諸国ナショナリズムを刺激した。南沙諸島西沙諸島尖閣諸島と刺激して、ロシア大統領北方領土訪問。そして今回の北側の砲撃だ。いずれも根っこは領土問題である。親分中共の悪行三昧を見て、子分の北鮮が、オレらも同じ問題があるぜと、真似たのだ。この悪行の責任は半分以上は、中共にある。 結論から言えば、中共が今のままで、朝鮮統一などあり得ない。韓国が朝鮮統一するには、北朝鮮体制崩壊以上に、中共体制崩壊が、必要不可欠な条件なのだ。日本政府は今後、中国人に不満があるのではなく、中共に不満があることを、随時表明しておくことだ。中共の体制が崩壊した際、中共の片棒を担いでいたのは日本政府だったと、言われかねない。今のままの中共と北鮮が、22世紀まで存続するとは到底思えない。長期的には民主化は避けられない流れだ。
中共と北鮮は、唯一地球上に残る(キューバと共に)、19世紀の政治体制下の国家である。チャウセスクのルーマニアは既に民主化し、Google(YouTube)を自由に閲覧できる国になった。個人が自由に情報アクセスできて初めて民主化と、言える。国家が情報を統制する国々は、既存体制が滅びる運命にあると言える。中共、北鮮、キューバ、イランなどの現体制は厳しい運命があると言える。