日本チームがまた韓国チームにまけました。詳しくは見て

いなかったのですが、ニュースで見ました。悔しいですねぇ。

ただ結果を見る限り、負け試合は全て1点差、クロスゲーム
ですから、それほど悲観しなくてもいいのでしょうが・・・。
ただ、クロスゲームほど投手、特にリリーフが重要で、
ピッチャーの代え時がむずかしいですね。今回の投手陣は
よくやったのではないでしょうか?しかし、こういう国際ゲーム
では、1球で相手が打てないとおもうリリーフ陣が必要です。
全盛期の佐々木投手(マリナーズ)、岩瀬投手(中日)・・・。
例えば今でも、調子の良い工藤投手(巨人)には、打者は手も
足も出ません。こう考えると、野球は真剣勝負、一発勝負に
なると、どうしても点の入らない面白くない競技かもしれません。
サッカーもそういう所はありますが。

アメリカチームでも、本当に調子の良いR・ジョンソン、クレメンス、
シリング、ジトー、あたりにはどこのチームでも手も足も出ない
気がします。

韓国チームに連続で負けたのを見ると、取り組み方の違いが大き
かった気がします。韓国のニュース等を読みますと、アテネ五輪予選
で台湾チームにサヨナラ負けしたのが、今回のモチベーション、
今回は本当に一番強いチームで出る、という決意があったと思い
ました。

イチロー選手は、例の「30年発言」で物議をかもしましたが、
以外に男気のある所を、今回の大会で見た気がしました。なかなか
メジャーの一流選手が、プリシーズンでこんな怪我のリスクを
冒してまでがんばりませんよ。メジャーで、なかなかプレーオフ
出れないので、こういう試合はイチロー選手には刺激的だったかも
しれません。今年のイチローの活躍に期待しましょう!!


来年も韓国チームと試合するチャンスがあれば是非以下を提案します。

 (1)韓国系日本人選手(金本選手、桧山選手他)を日本チームに
    入れる。(Aロッド選手はドミニカ人でNY生まれですが、
    今回はアメリカに参加し、ピアッツアはイタリア系米人で、
    イタリアに参加しました。)心理的に韓国チームはやりにく
    とおもいますよ。韓国人ファンの野次も優しくなるでしょう。
    今回の逆バァージョンです。イジョンボム選手、イスンヨプ
    選手他、日本を知っている韓国人選手にいいところで打たれ
    すぎ、抑えられすぎです。

 (2)スモールベースボールは止める。ホワイトソックスがWSで
    勝ったのは、スモールベースボールだけでなく、しっかりした
    救援陣、主砲のコナーコがいたからです。日本チームも、
    3,4,5番には、城島選手、松井秀喜選手、金本選手らを
    並べ、イチロー選手、西岡選手、井口選手らの足を生かすこと
    です。理想は、西武ライオンズ全盛期、巨人を4タテしたチーム
    です。平野選手、辻選手らの足でかき回し、秋山選手、デスト
    ラーデ選手、清原選手(ただし全盛期)が、おもしろいように
    ホームに帰す、これですね。監督なんていりません。こういう
    チーム作りができれば、チーム作りの段階で既に勝負は決まって
    います。チーム作りをするのはコーチでいいんです。

 (3)いいスポンサーを付ける。今回の韓国チームはベスト4に残れば
    徴兵が免除されると聞きました。よいモチベーションだったと
    思います。日本も、トヨタ自動車や、キャノン、ソニーなどが
    タイアップして、選手個人個人にしっかり、報奨金を出すこと
    です。1選手の愛国心や温情だけに頼って、国際試合で勝てない
    のは、はっきりしてますし、アテネ五輪で成功したのは、科学的
    な思考と、成果主義(報償)だったはずです。


五輪で野球も北京大会以降はなくなるはずです。WBCの実施時期、
実施方法等、いろいろ問題がありますが、来年再来年と続けていって
ほしいものです。