韓国の情報機関が、金正日の尿・血液サンプルを、どこか
から入手し、検査したところ、重い糖尿病で余命5年という
記事が、夕刊紙に載っていた。


女房に話したら、「重い糖尿病で余命5年って?いつから
罹患してて、ヘモグロビン値や血糖値、腎機能が問題でしょ。
」ときた。自分も女房も、同じような=重い糖尿病の患者
(義母)がいるので、考える事は同じである。


「余命いくばくもないっていうのは、余命数ヶ月っていう感じ
で、5年というのも何だか中途半端な余命だね、って・・」
(苦笑)ブラックユーモアではありません。


糖尿病の場合、僕もドクターから聞いて多少知識があるが、
糖尿病自体は、アメリカのジェネンテック社のおかげで、
インシュリンの注射用バイアル(ボトル)は、いくらでも
ある。昔(1970年ころ)は、血糖値のコントロール
できず、患者が高血糖で卒倒してたみたいですが、いまは
血糖値のコントロールは、ジェネンテック社が、生体内の
インシュリンホルモンをバイオテクで商業化できて以来、
何の問題もない。問題は合併症である。全身に血流にのって
糖がばらまかれ、腎臓のフィルターや心臓の動脈、目の網膜
の動脈につまりが出て問題になる。


糖尿病患者の方には是非、アメリカのジェネンテック社の
をご購入して頂きたい。金正日首領様にも・・・。
ジェネンテック社が、1973年、困難を乗り越え、
初めて生体内ホルモンの商業化に乗り出さなければ、
余命は、そう長いものではなかったでしょう。


今年の医科学系のノーベル賞もまた、アメリカ人研
究者に独占されました。アメリカの国家戦略は明白で、
人類が到達できない分野(マクロとミクロ)に、
お金を使いまくっています。マクロは宇宙開発で、
ミクロは、バイオテクノロジーです。


日本の厚生労働省は、医療費の増額=赤字、国民負
担増を、医療機関やメーカーのせいにして、挙句は
少子高齢化だから仕方ないと、鼻をくくっています。
そうでしょうか?
僕は、前にもこの日記で書いたんですが、アメリカと
日本の医療分野(薬・機器その他)の開発力・技術力
の差もあると思ってます。技術力のない国は当然、
先端の医療を受けるコストは高くならざるを得ません。
地球上どの国の人たちも、科学技術の進んだ国で
医療や福祉を受けたいと思うはずです。当たり前
なんです。



昨今、コンビになどで、簡単な医薬品を買えるように
なったのはいいことです。ちょっとした風邪に病院
に行くより、コンビにで薬を買って治す。セルフ・
メディケーションと言うみたいですが、これは
国民の医療負担を減らす意味でもいいことです。
ただ、自分でしっかり勉強して、飲み合わせ(副作
用)、や禁忌(やってはいけないこと)事項は、
確認しなければなりませんが・・・・・。



話がそれましたが、医療機関や製薬会社などに、
全てを丸投げして、不都合があったら悪者探しを
するんではなく、本当に調子が悪い時に病院にいき、
自分の健康は自分で守る、こういう態度が望まれ
ます。



ハワイのワイキキでもアメリカのどこ浜でも、
Swim at your own risk. 「自分の身は
自分で守れ」っていう発想です。
日本みたいにカメラを浜に置きっぱなしに
してたら盗まれるよ、盗まれたら二度と
返ってこないよ、と。先ほど書いた、
セルフ・メディケーションも、これに
相通ずるものがあります。自分の身は
自分で守れと。



ただ、自分の身を守れない子供や、お年寄り、
身障者や非介護者には、手厚くしてやるなど。
国の税金は、アマ下りの方々のためにあるの
ではないんです。(怒りを抑えて穏やかに
書きましたが・・・・・)
税金はメリハリつけて、使ってもらいたい
ものですね。