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アメリカとカナダの注目していたバイオ会社が、
臨床治験Ⅲ相に入る見込みだ。
1.米国セルサイ社(AMEX市場:CVM)
1月16日にFDAが、頭頚部腫瘍の抗体医薬品
Multikineの第Ⅲ相治験に、許可を与えたとの
事。このニュースで、セルサイ社の株が、
20%上昇した。
2.カナダ・バイオミラ社(NASDAQ市場:BIOM)
1月16日のロイターニュースで、英国の病院で、
第Ⅲ相治験が、世界各国1300名の肺癌患者を
集めて実施される見通しとなった。バイオミラ社
は、Stimuvaxという肺癌ワクチンを開発中。
セルサイ社の株は僕も持っているので、うれしい
ニュースだが、Ⅲ相治験開始に2年もかかってる
ので、今後もこの会社は、紆余曲折があるでしょう。
バイオミラ社の株価も、$1.3程度でお買い
得ではあるが・・・。
バイオ・医薬品の株は難しい。一つの医薬品
(製品)が、株価を10倍100倍に押し上げ
るのには所詮無理がある。
何で小さなバイオ企業株を買うか?って聞かれれば、
バイオ医薬品企業に投資するのは、正道だと信じて
やってるから。この薬が世に出回れば、何千何万と
いう人達の助けになるのだから・・・・。
まあ、きれい事を言えばそうだが、人助けになる
製品を開発している会社へは、もっとベンチャー
キャピタルが投資してほしいね。前線で開発している
研究者に、もっとよい環境を提供できるんじゃ
ないの?(もっとバイオ医薬品機器会社の株も見
直されてもいいんだけどね・・・・・)
まあ、市場が全く注目しないからこそ、我々一般
投資家が、これらの株を、安値で仕入れることが
できるんだけど。