2〜3日前の日経新聞のべた記事に、
欧米系のヘッジファンドが、決算売り
から、買いのポジションに変わったと、
あった。真偽の程は不明だが、最近の
日本株の相場は、やや過熱気味で、
個人投資家だけではここまでは(優良株
に限らず全般的には)、上げないはず。
やはり外国人投資家が買いの姿勢を
見せ始めたのだろうか?


私はまだ日本株には懐疑的で、売り建て
玉をはずさずに(まだヘッジをかけて)
、上昇相場をウォッチしている。
上がればそれなりに儲かるが、どうして
もまだ、信じきれない自分が嫌である。


アメリカ株のトレンドは、EPS,ROE,PER
の各指標次第で、非常に分かりやすい。
収益の上がっている企業の株は、いずれ
上がる。収益のない会社は上がらない。
それだけである。


長期投資の大家、澤上さんが何かの
コラムに書いていた。昨今の上げ相場
では、ホリエモンショック以降の、
株価低迷期に、鉄鋼・金属・造船等、
日本の根幹産業をささえる企業の株を
ほぼ底値で拾っていた人達は、今いい
思いをしているはずである、と。



こういう人達は、ちょっとした相場の
ズレで、売ったりしないので、まさしく
長期投資向きだ。2〜3年利益がなく
ても、4〜5倍になった各銘柄の
一部を売却すれば、結局、年利益率は
20%以上にはなるんだよね。
バイ&ホールドは死んだって言われる
けど、バイ&ロングホールド&セル
なら、十分、儲かる投資なんだよね。
だから、10倍100倍になるまで待て、
っていうバフェットやピーターリンチの
投資法は現在でも色褪せないんだよなぁ〜。