アメリカの株安を受けて日経平均が大幅安。


今朝の日経新聞にあったが、日本経済の(東証市場の)
地盤沈下の理由をあれこれ、説明してあった。
こういった後付けの説明は全く投資家には意味がない。
外国人投資家がなぜ日本を避けるか?というと、
日本の内需にあまり期待がかけられないから、なのだ。
したがって日本企業で買えるのは、トヨタやキャノン
などの世界的な輸出企業。しかし、今は、原油高、
円高の逆風。輸出企業にとって。



よく日本政府の社会主義的体質や官僚主義的体質を、
自虐的に我々自身が批判するが、日本の人口はたった
1億。しかもどんどん高齢化し人口は減る一方。
移民も受け入れず、日本国内のダイナミズムを外国が
感知できる政策はない。したがって内需関連株に希望は
見出せない。
日本はもちろん資源もない。資源株にもあまり希望が
ない。
新興国や欧米諸国に、生活に必要な製品を売れる企業
だけしか、日本経済を引っ張れない。



今後、環境や省エネ、公害対策を新興国に売れる企業が
有望だろう。また、サブカルチャー、アニメ、音楽など
ソフトを売れる企業もいい。また、日本に昔から残る
ニッチな職人技を持って、その職人技を製品化できる
企業が生き残っていくと思う。中国やインドが大量生産
で製品化してしまうもの、そういった分野で競争している
日本企業は生き残らないはずだ。



個人的には、日本株をごく僅かしかホールドしていない
のでどうでもいいが、こういった逆風の環境で言えば、
ひかり輝くニッチを持っている企業を安値で買いあさる
チャンスでもある。だから、外国のヘッジファンドが、
名も知れない日本企業の買収に走るのだろう。
ただ、買収されそうな企業の株を持っていても、個人の
投資家には何の得にもならないんだけどね。



またまた、オプションで失敗。
コール買いしたオプションは10%減少。損切り
間近です。トホホホホ・・・・。
よく順張りと逆張りというが、いろんな指標で、
上昇傾向だと、万人に認知された株は、決して
上がらない。やっぱ、僕のスタイルは逆張り(コント
ラリアン)で、順張りに賭けた時の勝率は悲惨ですね。
10%の損きりですから、いいですが。



今晩、DRホートンを僅かに仕込む。同時にヘッジで
プットのITM(インザマネー)買い。
今後1〜2年で、底値が来ると予想し、一気に仕込まず、
分割購入です。そろそろ、W・バフェット氏が、サブプラ
イムで被害を被った住宅関連株や銀行・証券株を買いに
入ると見ての購入。
まだまだ底は先でしょうが・・・・・・・・・・