ナスダックは80ポイント以上下落。


今月1日に、2082ポイントあった指数が、
22%下落して、1615ポイントになった。


ほとんどのセクターでおかまいなしに
下げており、
保有株の終値は、


イムコア $23.58
バルケム $23.72
メリディアン $21.92



10月1日の株価に比べて、

イムコアは25%
バルケムは11%
メリディアンは24%  下落。




ここから底値を探って下落すると仮定し、
ナスダックで1100ポイントまで落ちれば、
下落率で約30%。


イムコア $16
バルケム $20
メリディアン $15  くらいが

当面の底と考えて(来年いっぱいまで忍耐)、

しばらくは、
バードコールを掛けなおし(ロールオーバー)、
場合によっては、高いプットの購入で、
資産目減りに保険をかけるかしか、
することがない。





昨日の日経夕刊に、
「底は脱した」という記事が2つ載っていた。

Wバフェットが株の購入を進めていることや
有名な投資家が、「この10月に
株を購入しないとあとで後悔する」と発言した云々
・・・・



悲観的な記事もあった。日本の失われた10年と
対比させ、結局、金融機関は損失額をバランス
シートに一旦計上し、その後、
公的資金注入、合併、倒産など経て、
ようやく株価が持ち直した、っていう経験則。



「膿を出さないと、完治には時間がかかる。」
当たり前のことなんだが・・・・・





原油資源の枯渇や、人口問題(食料不足問題)、
環境破壊(地球温暖化)問題・・・・

こんな環境で、うそっぱち借金バブルが
はじけたんだけど、
このバブル崩壊はいわば、アメリカ発無責任経済の
ツケを、世界が背負ったという事。



これでアメリカがもうだめだと、いう知識人も
多いが、僕は必ずしもそうは思っていない。


アメリカには、いまだに異質を受け入れる懐の
深さ、真実と虚偽を指摘できる公平さ、
絶対的な科学技術力がある。





ただ、アメリカも今後は、世界標準にあわせて
省エネルギー(CO2削減)に取り組み、
資源問題・環境問題の先頭に立たなきゃならなく
なった、というのが、今回の金融バブル崩壊
結論だね。



3大オートメーカー(GM,クライスラー、フォード)
の再編も近い。
今度は、驚くべき新エネルギー搭載車の開発・
販売にアメリカは心血を注ぐはずだ。


現在、カリフォルニア州スタンフォード大学
に、程近い場所に、テスラモーター社という、
電気自動車製造販売の会社がある。
英国の製造元に依頼して、来年度中にも、
2人乗りの電気自動車を販売する計画だったが、
今回の金融ショックで、資金調達ができなくなり、
2010年度以降に、新車販売がずれ込んだ
模様だ。


どちらにしても、このテスラモーター社は、
ネット業界で言えば、グーグル、ヤフー、
医療業界で言えば、ジェネンテック、アムジェン
といった、存在に、あと5年以内になるはずだ。




インパクトの強い技術力しか、経済疲弊への
処方箋はないのだ。