バンカラ

最近、東京大学合格者に、地方の公立高校出身者が増えているらしい。東大がその入試問題を、変えたことに原因がある、らしい。何故変えたか?は、あくまで推測だが、有名中高一貫校出身者が増えすぎて、逆に大学の学術研究に支障をきたしている、みたいだ。30年前40年前は、どこの有名大学も地方の公立高校出身者が、かなりの割合でいたが、今はめっきり減ってしまったらしい。地方の公立高校出身者といえば、小さい頃から文武両道で、いわゆるお受験知らず、塾知らず。こういうバンカラ気風が、以前は産官学に根付いていた。今は、お受験エスカレーター2世議員がトレンド。東大は単に学術研究に支障が出てくる、という理由で入試問題の傾向を変えてるみたいだが。特に、麻布高校開成高校に、意義異論はないが、中川大臣とお付きの高級官僚も中高一貫校出身者だったな。 変革の時代に、オバマさんを選べる国民。変革の時代に既得権益固執する2世議員・官僚しか選べない国民。 内需拡大政策は、既得権益、仲良しグループの温床、をぶち破るバンカラにしか出来ない。 エスカレーターお受験2世には、改革は一番、難しい仕事かもしれない。