日米首脳会談

支持率が10%の麻生首相が、アメリカのオバマ大統領とワシントンで会うらしい。少しは、オバマ大統領を見習って来てほしいものだ。無理かな……。アメリカと日本の株価が、ここ10年の底値である。昨年10月11月の底値とほぼ同じで、回復した株価が下がり、ここで2段底形成し上昇するか、下値抵抗線を下方ブレイクするか、この先数ヶ月の相場がいよいよ長期トレンドを占うものとなろう。 ジャパンバッシングについて。アメリカが日本をパスして、中国を重視することはあるだろう。しかし、それは大都市を点で結ぶもので、中国の大部分の国土や人口を相手にしたものではない。これは、日中戦争当時と同じ。あの広大な国土の中国に、地球の裏側にあるアメリカが、全面的に援助やビジネスできる事なぞあり得ない。中国の内陸部に旅行してみれば、確信する。地域的に近く、そして中国人と筆談できる日本に一番ビジネスチャンスがある。次に韓国、そしてロシアという順だ。ただアメリカ・イギリスのアングロサクソンは、都市部で中国を自国文化に感化し、ビジネスも優位に進めるかも。今は日本が中国に進出した1930年代と似ている。日本に優位だが、一国で中国を相手にしない事が大切だ。