最近、2冊ゴルフの本を購入。


2冊とも、「ベンホーガンのモダンゴルフ」


1冊は解説、1冊は写真が、メインの本。




ベンホーガンは、173cm、75kgくらいで、
日本人に体型が近い。

しかし、スイングのトップは、容赦なくフルショット
している。



ベンホーガンによると、
ボールをフルショットするのがゴルフであり、
インパクトで、当てに行くのはゴルフではない、
と言明している。


まあこのセリフは、プロの練習量が言わせる
言葉だろう。額面どおりには取れない。




この本で、非常に印象的だったのは、

1.バックスイング
2・トップ
3.ダウンスイング
4.インパク

の手足や体の型を(模範を)示した
事である。

1950年代当時では、このコンセプトは
画期的だったろうね。




1から4は、現代ゴルフでは当たり前の
事になっているが、
初心者には、基本を思い出させてくれる
いい本だ。


特に、1では、腕の主導でクラブを回し、
肩は回せるだけ回して、腰から下の回しが
肩の回しの後にきて、しかも、肩の回しより
腰下の回しは浅い。
この捻りの差がパワーを生み出す。


2.トップでは、左ひじ手首のアングルは、
スクエアもしくは、やや丸まっており、
絶対、内側に曲げない。1から3に移る
スイング面は、スクエアで来てスクエアで
降りる。または、アップライトに1.バックスイングし、
トップよりやや浅い角度で3.ダウンスイングする。
絶対に、この逆はない(×浅く上げて深く下げる)



言われてみれば当たり前なんだけど、
「鏡見てみるか」って思っちゃうよね。


3.ダウンスイングの始動は逆に、腰下の
回転がスタートで、肩の回しは遅れてくる。
この捻転差が、インパクトで、強い反発力を
生み出す。インパクトの左手首の理想形は、
やや丸みを帯びた形だそうだ。




よくわかっていることの記述だけど、
ここまで基本を書かれると、うーむと唸るしか
ないね。



スタンスやグリップの記述も面白かった。


ベンホーガンは、典型的なフックヒッター
だったらしく、フックを矯正するため、
ありとあらゆる手を尽くしたみたい。


スタンスでは、(テークバック側の後ろから見て)
右ひじを左ひじよりやや上に、上げてセットアップ
している。フック防止用で。


自分はスライスが多いので、右ひじを下に、
左ひじを上に構えている。


グリップも、参考になったね。
自分はどうしても、疲れてくると、左親指が、
ゴルフクラブの中心からずれて、クラブを
握って振っていたんだけど、これは間違い。
これは、左親指を伸ばしたり縮めたりして
調節すればいいんだって思いました。



我々初心者は、型を追いすぎるといけないん
だけど、ラウンドした際、変なショットが
続いたときなんか、
ベンホーガンの基本に立ち返る姿勢がないと
いけないと思いました。





いい本です↓。
ゴルファーは買ってください。

モダン・ゴルフ

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モダン・ゴルフ 徹底検証 ハンディ版

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