予防接種

季節性インフルエンザワクチンの接種が始まった。新型インフルエンザワクチンの増産で、今年は季節性インフルエンザワクチンの数が減るらしい。各病院とも、今年の季節性インフルエンザワクチンは在庫数が足りないと言っている。 まぁこんな事は小さい問題。問題は新型インフルエンザワクチン接種も、従来の様に任意接種、自己申請制と言う事だ。 医療従事者、妊婦、乳幼児、高齢疾患患者(入院患者)、などなど、早期にワクチンが必要なお方は多いんだけど、入院してる高齢な慢性疾患患者が、自発的に予防接種するとは思えない。 この件に関しては、国政の怠慢が見てとれる。乳幼児のワクチン(例えば三種混合ワクチン)の様に法制化しなければ、欲しがってる人達にワクチンを打てないなら、外国からわざわざ買ったワクチンのは、富裕層のためと、言わざるを得ない。 年収や地位の高低に拘わらず、必要性の高い人から順番に打つべきだろう。このプロセスが守れないなら、今後、本当に致死性が高い鳥インフルエンザがアウトブレークしたら、健康上に問題のある人間はまず、お亡くなりになってくれという事だ。 国はワクチン接種の順番についてもっと真剣に考えるべきだ。 在庫数がたりないという言い訳は見苦しい。