先日、DVDを借りて、アメリカ映画「ノウイング
(Knowing)」
を見た。


ニコラス・ケイジアメリカ俳優にしては、
いわゆる”間”を演じるのが上手で、
自分はファンである。

女房は、「暗いから嫌い」との一言。



この映画、なかなかいい。



1959年の小学校で埋めたタイムカプセルに
不思議な数字が書かれていた。

その数字の紙を拾った小学生は、ちょっと
耳が不自由なんだが、その紙切れを家に
持ち帰った。


男の子の父親は、MITの宇宙物理学の教授
ニコラス・ケイジ)で、
ふとしたところから、その数字の解読に
一晩かけて驚愕の事実を知る。



その数字は、1959年以降に起こった
災害やテロで、亡くなった人の人数と
日付を示していたのである。




教授は同僚に相談するも、偶然の一致で、
ほかにも、解読されていない数字がある。
思い過ごしだ、というが、ニコラスケイジは
その日付に書いてある日に、
GPS(カーナビ)付の車にハイウエイを
走行中事故にまきこまれる。
命をとりとめるが、その紙に書かれた
わからない数字が、GPSによる経度と緯度を
表していることを知る。






この先は、映画をみてもらえばわかるので、
はしょるが、




自分は、この映画、サスペンスかスリラー、
オカルトかと思って見てたら、
最後は違ってましたね。



911以降のアメリカ映画は、リメイク版
を除いて、結構、終わり方がハッピー・
エンドじゃないんだが、
この映画を見てて、ちょっとアメリカ人の
感覚が変化した感じを受けたね。





アメリカ人、欧米人は、ともかく聖書、
その中に書かれた事を気にかける人達だって
思うね。




この映画も、最後は、ノアの箱舟=選民、
という発想だ。ただ、いままで(911以降)
の映画よりはいいね。


多少、ETっぽいところもいいね。



女房は見ないよって言ってたが、
ツタヤで借りてみる価値はあるだろう・・・