見えてきたパラグアイ

パラグアイの本領は、高い位置でのプレス、そして最終ラインの位置の高さだ。彼らのプレスは、相手にボールを持たせない、奪いに行くというコンセプトで、かなり激しい。当たり負け、しないことが大切。この闘争心をうまく利用し、FKを拾っていこう。直接狙えない距離や位置なら、サインプレーも必要。パラグアイの激しい中盤のプレスを無力化させる戦術も、必要。 昨日のオランダ対スロバキア戦が参考になる。1点目のロッベンのプレー。中盤のスナイデルから前線のスペースに大きくロングフィード。ここにロッベンが走りこむ。自分で中央に切り返してシュート。日本に当てはめれば、長谷部が前線のスペースにロングフィード。ここに大久保が走りこむ。ゴールラインをドリブルで上がり、中央で待つ本田にパス。本田のごっつぁんゴールだ。パラグアイの中盤を飛ばす事も大切だ。オランダの2点目も参考になる。フリーキック与え熱くなってるスロバキアに、時間を与えないリスタート。あとはパスをつないでゴール。パラグアイの南米特有の熱くなる性格を、うまく利用しよう。120分引き分けで終わり、PK戦に持ちこめば、勝ち目はある。PK戦ならGKの差が出て、日本にチャンスがある。負けない試合運びが大切