発信力

最近のニュースだが、日本女性とアメリカ男性の結婚→離婚後に、日本女性が子供を日本に連れ帰り、アメリカ人男性が「誘拐」と訴えるケースが多い、らしい。 アメリカABC放送で、全米に流れたらしい。 クリントン国務長官が、前原外相に、事実関係の調査と、何がしかの警告をした、らしい。 全く個人的な意見だが、男女関係は2者間の問題で、国家や体制が関与するのは、やり過ぎだと思う。 事実関係を調査するのはいいが、夫婦男女関係のこじれは、両者が弁護士をたてて、何らかのきめごとをして、両者が守っていくしか、方法はない。 自分はいつも、こういう国際政治がらみのニュースを聞くたびに、「外国はアクト(発信)し、日本はリアクト(反応)する」という構図にガッカリする。こうなったのも、戦後のマニュアル教育の弊害だ。 日本の教育には、問題を見つけ出して、発信するという作業は含まれていない。この下世話な男女関係はさておき、ロシアとの北方4島の問題もそうだ。ロシアがアクトし、日本がリアクトする。 1980年代、まだネットがないあの頃は、日本や日本文化は、経済力ほどの認知は、世界から全くなかった。いまや、日本は、日本食も含んで、クールジャパンだ。 ただ、このクールジャパンも、日本自ら発信したわけではない。YouTubeのおかげ、である。 日本は座して待つんではなく、(特に日本政府官僚は、待ちの姿勢がひどい。)アクトし発信しないとネ しかし、男女関係、夫婦関係の問題を外務大臣レベルで議論するとは。アメリカの発信力は認めるが、 ちょっとアメリカも日本も、政府的にヤバクないか?