炉心や燃料棒を冷やす継続的な放水が必要と、政府や東電は

今更言う。そんなの原子力の素人が考えたってわかる。

予想される範囲の悪いシナリオを、是非考えてほしい。

甘すぎる。




いま、原発周辺で起こっていることは、戦争。

政府や東電が出来ないなら、国際機関に任せるべきだ。

今や時間切れで、外国の援助はもう、原発に関してはあまり

期待できない。



6つの炉心の内、2つは地震で停止し、2つは使って

いなかった。

2つのリアクターがどうしても、言うことを聞かない。




楽観論は結構だし、我々も気分が落ち着くが、

為政者は、悲観論を前提に物事をすすめてほしい。




何万人がお亡くなりになったというニュースは、

悲劇だが、東日本一帯がチェルノブイリの状況になったら、

その悲惨さは、津波を超える。

いまの政府と電力会社には、その認識は絶対あると信じている。




はやくロシアの専門家を呼べ。こういう泥臭い仕事は、

アメリカよりロシアのほうがうまい。

しかし、メドベージェフは、また、とぼけたことを言っている。

被災者の支援を、極東ロシアでやってどうする?

そんなことするなら、北方4島で漁業をさせてくれれば

解決するだろう?いつでも、東北の港から行くはずだ。

そんな話より、とっとと、原発専門家を日本によこせってん

だよ!!!(優秀な通訳者も忘れずにネ)




そして被災地の物流。

まず、実際に津波で損害のあった地域と、それ以外の

東北地域をわけて考えよ。

いわき市日立市は、津波の被害はあったものの、

かの地の住民が困っているのは、物流が滞っていること。

つまり、東北4県ほぼ全部被災地と中央が考えているので、

マイナーな被害の区域に、灯油、ガソリン、米、ほかの

生活物資や食料がとどかなくなってるのだ。

福島中通り浜通り(いわき)の知り合いからは、

とにかく、那須と日立を結ぶラインで、北へは通行止め。

まったく地震の影響がなかった会津山形県内も、

生活物資やガソリンが足りなくなってると、言う。



岩手三陸から福島沿岸部へは、海と空からの輸送のみにして、

ほかの地域は、早く鉄道・道路を部分復旧し、

地震被害の少なかった地域へはもっと、物流量を増やした

ほうがいい。被災地に目を向けるあまり、被災地の周辺部が

危機的状況に陥っている。




行政は機能していない。

首都圏でも、米・ガソリンなどの買い占めが横行している

が、解決策は、配給制しかない。

個人で買える量を限定すれば、一度買って、また

列の後に並ぶ不届きものは出ない。個人に、米と

ガソリンのチケットを、自治体が配ればいいだけだ。

もちろん、企業は別のルールを作るべきだが。



みんなで、知恵をしぼろう。