日本特に、東日本の人間には3・11以降、みる風景は

被災地以外変化はないが、メンタリティは全く変わって

しまった。端的に言えば、盛り下がったメンタリティー

である。




結局、今年の、福島東北旅行は中止にした。

食事を持ち込んで、子供たちに制約をかけてまで、

東北に行くのには自分でも耐えられないからだ。




会津の親戚とは、東武鉄道が乗り入れている東京

の下町で月何回か会う、という事で、子供たちには

納得してもらった。

福島に住んでいる知人達には申し訳ないが、まだ

10歳以下の子供達をあえて高放射能汚染

地区につれて行くには、親としては勇気がいる

のだ。

知人親戚たちは納得してくれたが、悲しいね。

毎年ひと夏、彼らの好意で自分の子供たちを

預かってもらったことも、何度もあるしネ。




ライフワークにするつもりはないが(笑)、

今後の福島の方々の健康被害については、

賠償や訴訟も含めて、東電・国や行政側に厳しい

目を向けていくつもりだ。




しかし、あの綺麗な、浜通りいわきの海岸で、

自分が生きている間に、泳げる日が来るのだ

ろうか?




3・11の大震災で亡くなった方々には申し訳

ない言い方だが、地震だけなら、東日本はこんなに、

「盛り下がった」マインドではない。





マスコミも政府も、応援とか頑張ろうとか言って、

本質をはぐらかすのは止めよ、と言いたい。




何度も書くが、

1.原発本体の事故責任

2.原発事故後の避難や誘導ミスと情報公開
  隠ぺい
 (とくに事故当時の放射能拡散隠ぺい、
  放射性物質含有の農海産物について
  の隠ぺい・および検査の省略について)



この2点は、しっかり、その責任を明らかにし、

法廷などで責任を取るのは必須である。

いわば、第2次大戦の戦犯と同じような扱いでも

構わないのだ。

ぶちゃっけて言えば、エイズ被害の時の製造元の

緑十字、あるいは、エイズ入り血液製剤をわかってて

使ってた某教授と同じ扱いだ。




このまま、頑張ろうで、原発に関して責任逃れする

には、あまりに重い犯罪である。





個人的なことだが、今年は、親戚の義理のおじさん

が2人亡くなった。

一人はテキサスにいる叔母の旦那(85)で、

もう一人はその叔母の姉の旦那(90)。

2人とも第2次大戦の軍人で、テキサスの叔父は

日本で終戦、90歳の叔父は中国で終戦を迎えて

いる。




まだ残ってるのはは、自分の親爺(84)くらい

だな(笑)