中比戦艦、南沙諸島で対峙

中国とフィリピンの警備艇南沙諸島黄岩島でにらみ合いを続けている。この黄岩島は英語名でスプラトリー。13〜14世紀に中国宋朝明朝時代に発見され、久しく無人島で戦前はアメリカの統治領や日本領を経て、1990年頃からフィリピンの実効支配下にある。1970〜80年代は暗黙の中国領であって、どの国々も異を唱えなかった、らしい。
実は調べてみると、ベトナムとの海戦に勝った中国が現在実効支配している南沙諸島のバラセルも、実は戦前かなり長期に日本やフランスが統治領にしていた歴史がある。

端的に言って、戦前戦中に日本領だった南沙諸島の帰属権をはっきりさせなかった、ポツダム、ヤルタ、サンフランシスコ講和体制に大きな問題がある。
責任は旧連合国にあると断言してもいいだろう。
いまさら旧枢軸国の日本に軍事援助を求めてくるフィリピンやベトナムも節操がない国々だ。
米英仏中露の旧連合国で話し合って解決すべきだ。