WBC 全体的に小粒

久しぶりに会社を定時で帰えれたので、日本とキューバの試合をみた。2点ビハインドで稲葉選手のゲッツーが痛かった。


どちらにしても、自力の差が大きいようだ。

これで日本は、王建民投手が先発の台湾と初戦であたる。


第2ラウンドは2敗すれば敗退が決まる。日本はキューバに勝てないと仮定すると、台湾とオランダには、初戦の一敗は許される。ただし、オランダと台湾に連勝が条件だ。一戦目に台湾に勝つと決勝でまたキューバ。プロがアマチュアに連敗は許されない。心理的には待ち構えてる台湾と、敗者復活で戦う方がいい。オランダに足をすくわれないことだ(笑)


繰り返すが、キューバが2連勝して、日本は次のスポットを台湾と争うことになるだろう。


まぁプロでやって年に最低1億。貰ってる選手は数億円。研究せずに同じ相手に簡単に2回続けて負けては、 プロとは言えない。


思えば、2006年2009年のWBCは、本気だった。野手はソフトバンク勢(松中選手、城島選手、井口選手)に全盛期のイチロー選手、岩村選手、福留選手などなど。


今回のWBCの中では、経験者は井端選手くらいか…


国際大会の経験を積ませるというセリフが通用するのは、アマチュアだけ。


短期決戦なので、調子のいい選手から使うべきだろう。


勝っても負けても、その責任は全て監督が負う事になる。悔いのない采配をしてもらいたい。



日本野球の全盛期、一番強力な打線を組めたのはいつか?と考えると、第2次長嶋内閣の頃ではないか?巨人に入ったばかりの松井選手と晩年の落合選手、オリックスイチロー選手。西武に脂の乗りきった秋山選手と清原選手。さらに、ソフトバンク(ダイエー)に若い小久保、松中、井口選手。1994年くらいが打線は、日本の全盛期だったろう。



それでは投手は誰が一番、球が速かったか?


江川投手か江夏投手だったろう。2人ともスピードは150Kmそこそこ。しかしバッターの手元での伸びが、並みの速球投手と違っていた。いわゆる初速と最速の落差が大きかった。バッターはストレートが来るとわかっていても、打てなかった。

そして9回全てに同じピッチングが出来た。

最近、こうした投手がいなくなった。
江夏投手は阪神時代の話しで、血行障害をやってからの南海・広島時代は変化球投手だった。当時こてこての巨人ファンからすれば、村山、江夏、バッキーの3本柱が3連戦で出てくると、また打てないか…と思ってたもんだ。ただ、巨人に劣らず当時の阪神も打てなかった・・・・・巨人は阪神戦だけ打てなかったが、阪神は総じて今のWBC日本チームの様に打てなかった(笑)


今回の日本チームはスモールベースボールなんだから、バントや足を使った攻撃しないと、アメリカでの決勝ラウンド進出はかなり厳しいはずだ。


何度も書くが、高給貰ってるプロなんだから、同じ相手に2連敗は許されないと思う。