香港

香港の不動産バブルは恐ろしいほどである。

もちろん、仕掛けているのは大陸の中国人である。
先日、香港に行った時に香港人に聞いた話しだが、狭い香港島の山の斜面に、数十階建てのマンションが建設されている。ほとんどの物件は、大陸の中国人が購入している。起業家もいるが、ほとんどは中共政府系の要人や政府系企業幹部だ。

実際に自分も、そのマンションを見たが、日本だったら絶対建てない場所だ。日本留学経験のある蔡氏は、「日本ならココ建てないアルヨ。チシンあるね。でも香港大丈夫。今までチシン一度もないアルね。」
まぁ、有史以来地震がないと言っても、たかが2〜3000年。もうすぐ3月11日だが、地球の自然は人間の思惑を超える。想定外だったは許されない。自分はマンション買う金もないが、さすがに山の斜面のマンションには、ゾッとした。

彼はさらに続けて、「香港人は全然、バブル喜んでないアルね。今のマンションがどんなに高く売れても、次のマンションは探せないアル。お金いくら儲かっても、買えないアル」


今、香港に残っている香港人は、欧米に移民できずに、いやいや香港に残っている人達で犠牲者である。


彼は続けて言う。「香港には香港の自治があり、大陸中国とは違います。ジェッタイ、大陸中国と同じならないアル。」

その言葉を信じたいが・・・・・・


東京渋谷に住む友人の家が満足な不動産価格で売れた、らしい。相手は誰か?と聞くと中国人という。台湾か、香港か、在日華人か、大陸の中国人か・・・・・そのへんは・・今の金持ちは自ずと明らかだが(笑) わかるだろう。

中国人には真の意味の国家観、自国への誇りが不足している。いま大陸に残っている人達は、明らかに逃げ遅れた人達なのだ。
そういう人たちをマインドコントロールする共産党と領土問題を争っているのだ。

フィリピンは今、中国と南沙諸島スカボロ礁で領土を中国と争っていて、武力でどんどん中国に実効支配され、このスカボロ礁の実効支配を失うと、自国経済水域の30%以上を失うという。


この地域は南シナ海の要衝で、ここを中国に実効支配されると、アメリカのアジア戦略にも影響を与えかねない、大変重要な海域となる。もちろん尖閣諸島にも同じ意味がある。
さぁ日本はどうする?大陸中国はイナゴと同じで、食い尽くしたら次の場所を探して食い尽くすだけ。ちゃんと殺虫剤を撒いて予防する事だ。尖閣諸島には、東電によって原発を造らせるのが一番よいアイディアだろう。毒には毒をもって制することだ(笑)。 中国人個々人は興味深い人種だが、共産党がいただけない(笑)。早く下野することだ。共産党が下野すれば大陸中国も住みやすくなる。ネットやテレビ・書籍の規制をしているうちは、日本と中国の共同開発なぞ、幻想である(笑)。

13億人が検閲なしにネットの閲覧ができて初めて、尖閣諸島の問題を膝詰めで話せる。韓国もそうだが、日本文化を拒絶しておいて、同じ価値観もないだろう(笑)

多面的な考えを持つ、多面的な価値観をもつ、そんな国がパートナーに相応しい。

関税の撤廃も素晴らしいが、中国韓国はまず、多面的な意見が言える国にするのが先決で、その意味では、シンガポール、香港、台湾、フィリピンより随分劣る。GDPで測れないソフト、自由度のなさが、中国韓国の問題だ。だから、結末が不必要な民族主義になってしまうのだ。中国・韓国の場合、シビリアンコントロールの不安が常にある。人民解放軍をいつまで野放しにしておくのか?軍事政権と同じである。猛省して、シビリアンコントロールを勉強してほしい。