選手のコンデションや怪我の状態を、監督以下
スタッフ、サッカー協会がリスク管理していない
のが大問題だと思う。



コンデションの状態をわかっていて、あえて
ぎりぎりのトライをさせてみたか、
レギュラー選手に
気兼ねしてメンバーを固定化させて使ったか、



どちらにしても、真剣勝負で、90分間機能しない、
走れない選手は、どんなにいい選手でも、
先発枠を使うのはもったいないし、交代枠は
3つしかないので、初めから故障している
選手を使うのは、いただけない。




ザックに代わって、攻撃時の連動性が出て、
攻撃がダイナミックになったのは事実だろう。
ただ、そのために、バックス陣に負担が
かかり、やらなくていい失点を与えているの
も事実。



イタリア人なので、守備のメンタリティー
強いかと思ってきたが、ザックはどうも、
そのカテゴリーに入らない。もし、今後も
ザックが代表監督を継続するなら、バックス陣
を統合できる戦術家を、イタリアから呼んで、
片腕にしないと、Wカップ本番は、今回
のように、ぼこぼこにやられる可能性が
高い。



ザックはもともと勝負師と言う感じでは
なかったが、この点も不安要素だ。
練習時に、徹底的に攻撃のパターンや
戦術を叩き込むのは上手だが、本番で
想定外の状況で、システムを変更したり、
交代枠を有効に使うことは苦手なのが、
この2〜3年で露呈された。




多分、サッカー協会は、ザックを解任し
ないと思う。そして、
いまのままではWカップ本番で、決勝
トーナメント進出はかなり厳しいと
思う。



間違いなく攻撃は活性化されてきているが、
メンバーを固定化しているので、勝負で、
対戦相手に戦術を読まれて、勝ちきれない
のだと思う。



自身の守備の戦術、守備メンバーの
人選など、新しく基礎から進める必要
があるだろう。



それができなければ、Wカップを待たずに
監督を交代させないと、本番では、1勝も
できずに日本に戻ってくる可能性は80%
くらいある。




今後の代表チームの動きを注視したい。