21日に参院選がある。
どこの党を支持するにせよ、政治家の出自をあらかた調査してから
投票するのがいいだろう。




民主党は、出自がはっきりしない政治家が多すぎたと思う。




野田さんだけよかったが・・・・・
小沢さんに法の裁きを受けさせ、尖閣諸島を国有化した。
この2点だけでも、軸がぶれない政治家といえよう。
胡錦とうと、温家宝から国際会議で脅迫まがいの言動を
浴びせられても毅然としていた。あの時、鳩山さん、
管さん、小沢さんのうち誰かが首相だったら、尖閣諸島
恐らく、今は中共の手に落ちていただろう。




自民の安部さんは対外的にちょっと余計なことを言い過ぎる
傾向がある。日本が右傾化したというより、国民は中国韓国の
反日行動の本質がわかっただけで、特別、安部さん自身を、
あるいは自民党を熱烈に支持しているわけではない。



消去法から言って、自民党しか頼れないと、国民は思って
いるのだ。




中国海軍が、公式に、アメリカや豪州など、太平洋諸国の
経済水域内で、海軍の軍事行動を今後特別には抑制しないと、
アナウンスしたらしい。アメリカはこの件を非常に重大に
受け止めているらしい。といっても、多くの国際会議では、
まず中国、次にロシアと友好的に協議している姿勢は
変わらない。いわゆるダブルスタンダードである。



以前、この日記でも書いたが、中国軍とくに海軍がその
活動領域を日本・フィリピン・台湾・ベトナムなどの
係争地域に限定するとはとても思えず、最終的には
太平洋とインド洋の覇権を、アメリカとインドと
折半したいと思っているのは明白である。こういう
話は、個人的に中国人の方が韓国人より好きだとか
嫌いだとかの問題ではない。




オバマ政権は基本的に日和見で、今後も、中国周辺
の小国はオミットする方向性のはず。日本は遠慮せず
台湾・フィリピン・インドネシアベトナムに続く
シーレーンの秩序維持にこれら関係国と緊密に
実務訓練などすべきだろう。




いま、中国の帝国主義的な行動に異を唱えられる
大国と呼ばれる国は、アメリカ・日本・インド
くらいで、アメリカとインドも及び腰である。
ロシアは内心強く反感があるが、表だって中国を
牽制はできない。アメリカとのバランスがある
からだ。中国をいたずらに牽制することは、
中国をアメリカ側に追いやることになるからだ。
欧州は批判できる立場にあるが、経済状況の
悪化で、マーケットとしての中国の存在を無視
できない。親中は、独が強く。仏は、政経
分離し、英は分離できずにジレンマに陥って
いる。ただ、アメリカも日本も、工場として
(投資先として)の中国にはもう魅力がないので
資本を引き上げている。




日本にとって中国経済はあくまで、バランスの
範疇で考えるべきだろう。世界に経済圏が
4極あるなら、中国の位置づけは多くても
25%、できれば20%以内に抑えるべき
だろう。順番でいえば、独・韓国・米・
・アセアン・露のあと位で構わない。
それは韓国に対しても同じである。




反日を国是とするこの2ヶ国に対しては
「ほどほど」でいいのである。それより、
自国の経済水域をかすめ取られないように
気をつける方が先であろう。




そして、福島第一原発の吉田所長が昨日
お亡くなりになった。残念である。今でも
福島の原発の苦闘は続いているが、国民
目線でいえば、東電の中ではこの人だけ
信頼できる、というイメージのあった方で
あり、ご冥福をお祈りしたい。