インドと中国の国境で、また中国軍がインド領(インドが主張)に
侵入した、という。インドは中国国境に軍隊を増員している、という。



昨今の中共のやり方は度を越している。



経済力と軍事力を背景に、隣接する諸国に脅威を与え、あわよくば
他国領を併合する。秦、漢、唐の時代とやってる事は全く変わらない。
漢や唐の時代には、優れた建築・社会システムなど、他国の精神性を
感化できるソフトも十分備えていたが、今の中共は、ジンギスカン
帝国と差異がない。



インドも日本も、カシミールでも尖閣でも、中国にくれてやっても
構わないが、前提条件があるだろう。台湾並みに民主化し、民度
台湾並みなら、交渉の余地は十分ある。




世界の精神性に良い影響を与えない帝国は、いずれは滅亡する。
中共は早くそこに気づいて欲しいものだ。




領土問題で中共が語る二国間の問題解決。



フィリピンも、ベトナムも、インドも、日本も、その
偽善には十分気が付いているのだ。



フィリピンは、中共との2国間協議は、今後重視せず、
国際司法裁判所などの機関に、南シナ海の領有問題を
任せるという。
当たり前の判断である。



日本の右傾化は日本が演出したものではない。
中共の拡張主義に対抗しない周辺諸国などほとんど
ないだろう。



中共は、経済と引き換えに、周辺諸国を脅しているに
過ぎないのだ。



このまま中共の海洋進出を許すと、フィリピンの経済
水域は、30〜40%程度失われるという。




中共は理解してないが、日本とインドは、恐らく
フィリピンのようにはならないだろう。


右傾化とか左傾化とかいう問題ではなく、
日本にもインドにも、国防の危機が迫っていると見る
べきなのだ。




第一次大戦前というより、元寇という表現で、今の
状況が説明できるだろう。



日本は中共のように、他国を盗りにはいかないが、
連中が来たら徹底的に壊滅させることだけは間違い
ないはずだ。50年〜100年は不安定な時代が
続くはずだ。