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自分は東京オリンピック招致には、どちらかと言えば
反対だ。
福島にある原発は東京都民のための原発だった。
いま、東京でオリンピックのために、数100億規模の
インフラなど整えて、
エネルギー源はまたどこかの県に頼むのか。
福島第一に蓋をしない限り、オリンピックなど意味が
無いと思う。
中国韓国は、歴史認識で東京オリンピックに反対して
いるみたいだが、
自分は、
この2点の対策が全くできていないのに、「オリンピック」
はないだろう、って思う。
昨日の毎日新聞朝刊にあったが、小泉元首相は、「いますぐ
日本の原発を廃止すべき」が、自論らしい。意外だった。
彼によると、どこの国もできないことを日本が先んじて
やって、はじめて災い転じて福となす、事ができる、らしい。
経団連での講演で、「原発推進絶対反対」と、ぶちあげた
ところ、経団連のお偉いご老人は「シュン」となった、
そうだ(笑)。なかなかいいこと言うね、小泉さん!!
ただ、今すぐ原発を廃止しようとしても、福島の苦悩は
続く。福一の廃炉(燃料棒の処理)には何百年、場合に
よっては何万年もかかる。
したがって、日本からは絶対、福島の原発はなくならない。
日本人が背負った業は、先の大戦だけではなくて、この
荒れ狂った原発を向き合うこともでもある。
低線量被ばくが、人体に及ぼす影響もまだはっきりしない
所で、国内の原発の再稼働に突き進む自民党と経団連には、
はっきり言って「違和感」がある。