ノアの方舟

一艘900万円の津波避難ボートが、四国の太平洋岸の地方自治体に、少しずつ売れているというニュースを読んだ。

南海地震の大津波で逃げ遅れた場合を想定して、沿岸部の公園などに設置するらしい。

20〜30人乗りで、高知市だけでも数百艘〜千艘は必要だが、高額なため、必要な数を購入するのは難しいということで、このボート、逃げ遅れた高齢者の救出が目的のようだ。



このような津波対策は、他の太平洋岸の地域も必要になるだろう。



福島原発廃炉に向け、内外に公募したアイディアがかなり集まったらしい。地下水の水脈工事や原発周辺海域のフェンス、トリチウム除去システムや遮蔽土壁工事などである。


集まったアイディアは素晴らしく、外国の企業や公的機関も応募したようだが、そのアイディアを選別するのが政府と東京電力原子力委員会の体制側では、公平性を欠く印象は否めない。応募したアイディアを選別するのは、1チェルノブイリ事故関係者、2スリーマイル事故関係者、3国際原子力機関三者に選別させた方が公平だと思う。



東京電力が関与するのはイタダケナイ。東電にいつ免罪符を与えたのか?