日本代表の様に、第1戦で●、第2戦で△で、
第3戦に○のケースで、GLを突破したのは
2002年のトルコしかないという。
●→△→ の状況で第3戦を迎えた全ケース
に対して、統計学的にGLを通過したケースは
7%しかない、という。




ちょっと大学で確率をかじった者から言わせて
もらうと、確率と統計は違う。確率は同様に
からしい事象の組み合わせで、統計はあくまで
過去の不確かな事象の説明でしかない。





確かに、負け・引き分けと来たチームが第3
戦に勝って、GL抜けする統計的確率は7%
だ。それは、日本側の統計しか見ておらず、
コロンビアの様に、勝ち・勝ちで来た場合、
第3戦で、勝ち・引き分け・負けのどの
事象の統計が多いかは検討していない。
もっと大事なのは、コートジの様に、勝ち・
負け、で来たチームが第3戦にどうなるかの
統計学的な確率も検討していない。





英国などのブックメーカーがオッズを算定
する場合、統計学に加えて、ただ単に確率
だけからめるんじゃなくて、チームの重み、
そのチームの強さも加味して、オッズを
出している。





簡単に言えば、オッズを出す会社の方が、
新聞の確率よりずっと確かなのだ。それで、
英国のブックメーカーが日本のGL抜けの
確率は、いか程と算定したのか?
各自調べてもらいたい(笑)





本田選手の言うように、GL抜けの確率は
0%ではない。日本も、コロンビアも、
コートジも、ギリシャも、同様な力を持ち、
同様の重みで、同様の確からしさで計算
するなら、



日本がGLを抜ける名目上の確率
・・・・・
どのチームも以下の確からしさで計算
すれば、
・勝ち1/3 ・引き分け1/3
・負け1/3



日本がコロンビアに勝つ確率1/3
ギリシャがコートジに勝つか引き分ける
確率2/3


日本がコロンビアに勝って、ギリシャ
コートジに勝つか引き分ける確率
・・・・・・・・・・・・・・・
1/3×2/3=2/9で、
よって、GL抜けする確率は約20%以下
日本が1点差で勝つ確率を、勝つ確率
1/3から引いて、掛けなければ 
ならない。
したがって、20%以下は明らかだ。
詳しい答えは、いろんな数学の公式や
モデルを使って導いてほしい(笑)






Wシリーズで、●●●と追い込まれた
チームが、第4戦以降○○○○の
ケースは今まで統計学的にあったのか?
なかったはずだ・・・・ということは
0%



しかし、日本シリーズで●●●と
追い込まれた
ケースで○○○○、引き分けも4戦以降あるが、
とにかく、逆転優勝したケースは、西鉄
巨人の2例ある。実際、負け・負け・負けで
来たケースは、日本シリーズにはそんなに
前例がなかったと思う。
●●●ときた例が10ケースなら、うち、
2チームが逆転優勝したら、統計上の確率は
20%
負け負け負けが、5例しかなかったら、
40%
このケースの統計学上の確率は、本来の確率
をずいぶん上回っている。





本来の確率は、1/2×1/2×1/2×1/2
=1/16で、   6%ほどしかない。






統計上の確率と本来の確率、全く別物だし、




日本代表がGL抜けする確率、統計学的手法を用いて
求めた確率を知りたいなら、英国やラスベガスなど
のオッズをつけている会社に有料で聞くのが
一番確かな情報だと思う。






そんなどうでもいい確率より、
明日はラストゲームなので、90分間走り、
闘志を見せた日本代表を見たいね。





メキシコがクロアチアを3−1で破って、
5バックを敷く布陣の5チーム(コスタリカ
オランダ、チリなど)が、そろってGLを突破した。
評論家によると、高温多湿のブラジルでは、
攻め勝つ・ポゼッションを高めるより、
しっかり守ってカウンターで得点する
チームが有利だという。





だから、4〜5日前から5バックで行けって、
言ってるのにねぇ(笑)
うまくいかなかった3バック(今野・吉田・
森重選手)・両酒井SBを試してみても
おもしろいのにね・・・・・・アンカーは
山口選手でね。



FW1トップ    大迫(柿谷)選手


MF     大久保・香川(本田)・岡崎選手


アンカー        山口選手


5バック 酒井高・今野・吉田・森重・酒井宏選手



4−2−3−1にも対応できるしね。今野選手が
ボランチに上がるか、本田選手がボランチに下がるか
、だけだから・・・・
ザックの好きな3−4−3にも対応できるしね・・・




今更遅いがね。




海外のニュースなどは、コロンビアがD組2位の
イタリアorウルグアイより1位通過の可能性が
高いコスタリカと対戦するため、日本に主力を
全部温存してC組2位狙いに来ると書いてる記事
があったが、これもガセネタっぽいニュースだ。

コートジが1位通過
するためには、日本が大差でコロンビアに勝って、
コートジもギリシャに大差で勝つ必要がある。
現時点で、コロンビアとコートジの得失点差は
4点。日本が間違ってコロンビアに2点差で
勝っても、コートジが1位抜けするには、ギリシャ
に3点差で勝たねばならない。ギリシャが日本に
負けていたら、モチベーションを失ったギリシャ
3点差で負ける事もあり得なくもないが、
ギリシャは恐らく日本はコロンビアに負けると
予想しており、堅守カウンターを貫いて、1撃で、
コートジをしとめようとするはず。したがって、
ギリシャーコートジ戦は僅差になると予想する。
結果的に、コロンビアのC組1位は避けられず、
16強対決で、ウルグアイ(又はイタリア)、
8強対決で、ブラジルとういう組み合わせは
必至だろう。したがって、日本に手を抜く要因は、
レッドやイエローの蓄積、怪我の心配だけで、
悪くてもドロー。つまり控えで勝ちに行って、
悪くてもドロー。負ける要因はない。控え組は、
この日本戦で良いパフォーマンスをして、
トーナメントに出してもらおうと、必死になる。
あまり、日本代表にとって良いシナリオはない。





思えば、ザッケローニ日本代表が、練習試合で
アルゼンチンに勝ち、フランスに勝ったのは、
ポゼッションサッカーではなく、カウンター
サッカーだった。引いて守って死力を尽くして
守りきって、一発のカウンターで、アルゼンチン
とフランスを沈めた。ベルギー戦やオランダ戦も
圧倒的なポゼッション率を保持していたわけで
もなく、5分5分のパス保有率だ。




「自分達のサッカー」



一番見誤って、捻じ曲げて思いこんでしまったのは、
代表選手自身だったのかもしれない。





まあ、それで、ザックが、ここにきて5バックを
敷いて、時折、3バックや4バックに変幻自在に
布陣を代えて、コロンビアに対戦することは、
日本がGLを抜ける統計学的確率の7%よりもない。
もしザックが5バックで試合に入って、途中から
3バック→4バックと変化させたら、これは
稀代の勝負師か、稀代のぺテン師、ということに
なる。だから私は、そんな戦術をザックが取る
のは、日本がGLを抜ける統計学的確率7%より
低いと見る(笑)




ただ、ザッケローニが弱者の立ち位置にあって、
どうしても勝ち点3をを欲しいなら、
5バックでカウンターは、大いにある戦術だけどね。





それも、これも、選手が90分間走りきれるか
どうかにかかっている。
これまでの2戦の様に、とろとろ歩く選手が
2〜3人いれば、大敗もあり得る。
90分間、10人が走りきっていれば善戦も
あるだろう。
ここまでくると技術ではない。
90分間走りきる闘志だ。
試合の終盤に使い物になる選手・ならない選手は
わかったんだから、選手を選べる監督が、
ピッチに居る選手にメッセージを発しなければ
いけない。日本のWカップの試合は、これで
しばらくないかもしれない。必ずしも4年後に
またWカップに日本が出れる保障はないのだ。




悔いのないように戦ってもらいたい。





クイアバpm500試合開始
最高35℃・晴れ
<日本代表予想メンバー>
FW      柿谷選手

2列目  香川・本田・大久保選手

ボランチ   青山・山口選手

SB・CB  長友・今野・吉田・内田選手

GK      川島選手