ジーコジャパン(2006年)とザックジャパン
妙に重なる。




2006年大会の練習試合でドイツに2−2で、
コンディションとモチベーションが最高に
なり、直前の練習試合の超格下マルタ戦に
かろうじて1−0で辛勝したジーコジャパン




中村選手は発熱、加持選手も怪我、中田選手は
代表引退覚悟で孤立。第2戦でただ押し込むだけで
1点の決定機をはずした柳沢選手。第2戦のスコアは
2014バージョン・ギリシャ戦と同じ0−0。
Wカップ・ユースで準優勝したメンバーを多く
揃え、ジーコはWカップ前、「ベスト4」と公言して
いたし、世界でWカップ予選最速、一番乗りを果たした
のも今回の2014年と全く同じ。しかも、第1戦は
後半短い時間帯に逆転されるところまで、何も
かも、2006年とそっくり。強いて挙げれば
中田選手の役割が本田選手になり、中村俊選手の
役割が香川選手になった感じだ。2006年も、
一言多いベテランをWカップメンバーに選ばな
かった。そこも、今回とまったく同じである。
悪い事に、日本が全く歯が立たないブラジルに
2点差で勝てばグループリーグ抜け。ただし、
豪州がクロアチアに負けるか引き分けるかの
条件。4チームにGL抜けのチャンスがあったの
も今回と同じ。今回もコロンビアに2点差以上
つけて勝てば、可能性がある。これも笑うが、
2006年とそっくりである。私は騙されません。
奇跡は信じません(笑)




これだけデジャブが揃うと、第3戦に勝てる
気がしないのは、50過ぎのおじさんじゃなく
ても、同じはず。マスコミの妙な盛り上げや、
日本代表を信じましょうっていう論調も、
2006年のデジャブである(笑)





それでもジーコは偉かった。3戦とも、コン
ディションの悪かった中村俊選手を使い続け
た。トルシエがきつい事言ってたよね。
「だから自分は2002年Wカップに中村俊
選手を選ばなかった」と。
この発言はきつかったね。





ザックは温情家。
第1戦・第2戦とあまりメンバーは変わらない
だろう。



メンバー代えても苦手の南米勢に、完全アウェー
で、勝ちきる方法があるのだろうか?
2006年の第三戦ブラジル戦に勝つのと同じ
くらい難しいと感じるのは、自分だけ?
コートジ戦・ギリシャ戦に善戦してれば、
コロンビア戦にやるんじゃないかって、思える
んだが・・・・・・・・・。






第3戦は、
勝ち負けとか、GL抜け云々じゃなくて、気持ちの
こもった試合、90分間走りきる試合をやって
もらいたい。とろとろ歩いてる選手は、出さない
方がいいと思う。全世界のサッカーファンが見て
いるので・・・・・



コロンビア戦に、
4−2−3−1 で行くなら、下の布陣にして
ほしものだ・・・・・
FW        大迫選手


2列目   大久保・香川(→清武)・岡崎選手


ボランチ    青山(→本田)・山口選手


SB/CB  酒井高(→長友選手)・吉田・森重・内田選手






ザッケローニの布陣予想


FW         柿谷選手


2列目    香川・本田・大久保選手


ボランチ     青山・山口選手


SB/CB    長友・今野・吉田・内田選手




これは先制点を取れないと、厳しいね。ザックの
場合、
青山→遠藤選手、香川→岡崎選手、柿谷→大迫選手。
こんな感じが交替選手だ。思い切って、本田選手を
外せるか?もちろん、トップ下に香川選手を回し
たり、清武選手を入れても、しっくりこないのは
こないが・・・。




引き分けでも大金星。勝てれば、今大会一番の
番狂わせになる。同時進行のギリシャーコートジ
戦の戦況は関係ない。まず、いい試合、気持ちの
入った試合ができるか、だ。何度も書くが、
コロンビア戦は、30度以上の炎天下で、
完全アウェー戦である。