昨日の試合でよくわかったことは
本田と香川のコンビネーションは
以前ほど噛み合わない、ということ。


原因は、本田のスピードが衰えた
事だと思う。


UAE敗戦後からずっと書いているが
本田の日本代表のポジションは
攻撃的なボランチしかないと思う。



香川は、ドルトムントの様に球離れ、
カウンターのスピードがあるチームじゃ
ないと使えない。さらに、相手が
ぺナルティエリアで、べたっーと
引いて守るチームでは、香川の良さが
生きない。
香川を生かすのであれば、1トップに
スピードのある浅野、武藤、岡崎の
誰かがいいだろう。



1トップや2トップで、ハーフナーや
豊田を置いた局面でも香川の良さは
生きない。


香川は、1タッチ、2タッチ、1ー2で
相手をゴール前で翻弄して、攻める
タイプなので、ロンドン五輪組や
リオ五輪組の若手との相性はいいはず。
昨日の試合でも、フィニッシュの精度は
別として(苦笑)、浅野や原口との相性はかなり
いいので、今後に期待を抱かせる内容
ではあった。マンチェスターでくすぶって
いた当時、ブラジルWカップ前後より、
コンデションはいいようだ。香川はほんと
ドルトムントで生き返ったようだね(笑)



問題は本田である。
1997年当時のカズ、2006年当時の
中田英、2010年当時の中村俊のように
まだ不良債権化はしていない。
たぶんこの予選でも彼の力は必要になる。
しかし、彼のポジションはもう1トップや
2列目ではない気がする。



昨日の試合でハリルは、2枚目か3枚目で
本田に代えて小林を入れた。後半終了間際
だった。
疲れを考慮したのだろうが、この局面で
自分はハリルは、ザックより、現実主義者だと
おもった。ハリル監督は本田と心中はしない
はずだ。



本田は、ボランチならまだまだやれる。
相手チームにもかなり脅威になるはずだ。




本田には、ACミランと同じ役割が、日本代表
でも求められる。