ベルギーに勝っても、次はブラジル(笑)


ヨーロッパ発祥のスポーツのほとんどは
不明確な部分が残っている。


Wカップのグループリーグ第3戦は、
いつもこう思う。
日本を擁護しているわけではない(笑)
日本はポーランド戦の前半で決めるべき
ところで1点先制ていれば、たとえ、
ここまで負けを覚悟したパス回しなど
必要なかったのだから・・・・



ただグループリーグ第3戦は
全チームの思惑が交錯し、あまり
サッカーを楽しむ、という感はもともと
ない。



ポーランドや韓国のように1,2戦で
負けたチームは、国の威信をかけてとか
いって勝ち点を、あわよくば1勝をと、
最後の試合、相手の1軍選手を削っても
勝ちに来る。



1,2戦勝利して勝ち抜けたチームは
例えば、イングランドとベルギーのように
どちらの山に入るかが気になるので、
相手の様子を探ったような試合運びになる。



グループリーグを勝ち抜けるチャンスが
あった、日本とセネガルのように、違う
相手と開戦する場合もそうだ。セネガル
コロンビアはガチの試合だが、日本と
ポーランドはガチの試合ではない。
ポーランドは敗退が決まっているからだ。
まして、ポーランドは日本の控えに
負けたら、本国には帰れない。
いろんなものが交錯して、サッカーの
勝ち負け以外、純粋ではない要素が
あちこちで入り込み、サッカーを純粋に
楽しもうというファンには面白くない
サッカー試合が、あちこちで散見される。
毎回ね。



前回のブラジル大会も、ホストの
ブラジルが、準決勝ドイツに1−7で、
負けた。ドイツからしてみれば、
ブラジルが相手だから5点差でも
セーフティーリードとは思わない。
何点でも差をつけたいと思うだろう。
ところが、ブラジルからしてみれば
あんなにボロボロにしなくてもいいとも
思う。欧州発祥のサッカーってのは
1点を入れるのが、野球・アメフト・
バスケットより簡単ではない。
素人目に見ても、あの試合、
コールドゲーム」だったろう。
アメリカ基準で言えばだが・・・



およそどんなスポーツもプロに
お金を払って見ている以上、
ショウ(見世物)という部分があり、
見世物にならなくなった時点で、本来
コールドゲーム(試合中止)に
すべきなんだが、ヨーロッパ発祥の
スポーツは、そういう部分が極端に
少ない。アマチュアリズムがかなり
潜んでいるからだ。



不服であれば再戦とか、1試合プレーオフ
とかを導入すればいいだけの話。



日本が第3戦目で、セネガルと同勝ち点、
同勝ち点差、同総得点であれば、本来
日本はセネガルプレーオフして二次
リーグ決定をきめればいい話なんだよね。
それがいちばんわかりやすい。
日本はFIFAが決めたルール上で、
ポーランド戦を戦っただけで、
ショウ(見世物)をしにいったわけ
ではない。ポーランドは日本に
勝つというモチベーションがあり、
日本は一次リーグ突破という
モチベーションがあり、それは
すでにそのじてん(後半30分)で、
サッカーの試合ではなかったんだよ。



日本はセネガル戦で勝ち点3を
積み上げれなかった。ポーランド
前半で、1点取れなかった。
最終手段で負けを選び1次リーグを
勝ち抜いた。
褒められはしないが,
ワールドカップはオリンピックではない。
ワールドカップは甲子園の高校野球でも
ない。



ヨーロッパ発祥(だいたいは英国だが)の
スポーツはアマチュアリズムがそこに
潜んでいる。いい悪いの問題は抜き
にして、こんご
ワールドカップ第3戦の在り方とか、
FIFAが新しいルールを考えたらよい。



見に来ている観客は、1戦、2戦と
同じ入場料を払って見に来ている。


抜けた試合を見るなら、払い戻しして、
日本ーセネガルプレーオフを見た
方が嬉しいわな(笑)

(スタメン)
           大迫


乾          香川       原口


     柴崎(又は山口) 長谷部



長友    吉田    昌子   酒井宏


           川島


岡崎の怪我の具合にもよるが、ポーランド戦での
攻撃には武藤、宇佐美がある程度使える目途が
立ったので、

だいたい後半の70分過ぎに
香川→武藤、
75分で、乾→宇佐美
80分で、大迫→本田

と交代枠を使うのも面白い。


もともと日本は1次リーグ最下位と言われて
いた。

そしてポーランド戦最後10分での醜態。


何も失うものはない。


ピッチで死ぬ覚悟で立ち向かうことだ。