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粋な場面と言えば、Fシナトラとキム・ノバックの「夜の豹」
から、フランクシナトラが、Lady is Tramp を歌う場面です。
リタ・ヘイワースは、金持ちの未亡人で、彼女をどうしても
パトロンにしたいシナトラ。リタ・ヘイワースにわざと、
別れを告げると、後日、リタ・ヘイワースは、シナトラのいる
安酒場に戻ってきます。ヘイワースは店主を通じてシナトラと
会話します。
ヘイワース「I heard you have a singer.」
店主「Yes! Joey」
ヘイワース「Telling him to surprize me.」
店主「Joey,surprize the lady.」
シナトラ「I surprize the lady.」
こう言って、シナトラは、バンドを従えて歌い始めます・・・・
この曲が、伝説の名曲「Lady is Tramp」(この曲はカラ
オケではなかなか見つからない)
1957年、コロンビア「夜の豹」(Pal Joey)から。
一度は見るべきだろう。アメリカ映画全盛期の至極の一品。
シナトラファンには必見の一品です。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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日本の粋は、さしずめ東京下町の小唄の乗りですな。
2〜3年前、NHK教育朝800から、「日本語で遊ぼう」を
、子供がよく見てました。
このフレーズがいいですねぇ〜
「蟻が鯛なら、いもむしゃ鯨、畏れ入谷の、鬼子母神〜」
小唄のフレーズに載って下町の情緒を醸し出してます。
でもなんで、こんないい曲、子供番組で歌ってたのか、
そこが不思議です。
でもこのプロデューサーに座布団一枚!!!
キムノバックの女優としてのキャリア(結婚生活前)の最後を
飾る映画は、何と言っても、「会うときはいつも他人」
(Strangers when we meet)であろう。1960年か?この
後すぐ、ノバックはイギリス人俳優と結婚するが、すぐ破局。
「会うときはいつも他人」では、カーク・ダグラス(マイケル
・ダグラスの親父)と、W不倫を演じます。
カークダグラスは建築家で、近くのスーパーで見かけ、7〜8歳
の息子と同級生の母(キム・ノバック)に惹かれます。そこから、
不倫関係に落ちていきます。最後は、ダグラスの妻に女の存在
にきずかれ、ダグラスは妻の元に戻り、仕事をハワイに移り、
ノバックから去っていきます。
話の途中で、ダグラスとノバックは、近所の共通の知人(男)
に不倫を見破られ、ダグラスは、ノバックに、フェリックス
(男)に見つかったので、始めるか、終わるか、どちらかに
しようと言います。すると、ノバックは今のままでいいと、
言います。「I like the way it is.」こんな感じですか・・。
すると、ダグラスは驚いて答えます。「You look like a stran-
ger to me.Our eyes are over.We stay away for a while.」
君は赤の他人のようだ。いがみ合いは止めて、しばらく時間を
おいて離れよう・・・・・訳せばこんな感じ。
このストレンジャーという言葉が、この映画のポイントで、
この場面で、ノバックが自ら、他人同士と宣言してるんです。
W不倫してて他人は当たり前なんだけど(苦笑)、欧米人は
おもしろいですね・・・。この場面でも、中途半端は許しません。
離婚か、再婚か、あくまで次の結果を求めます。ここで、
ノバックがあいまいな言葉を発したため、ダグラスはしらけて、
身を引いた。
ここから、いろいろあって、ダグラスの家庭回帰が始まります。
この映画の挿入歌は、「ピクニック」とおなじジョージ・
ダニング。切ない別れの雰囲気を、優雅なメロディーで包み
ます。ノバックファン必見の一品です。
逢う時はいつも他人 [VHS]
ピクニック [VHS]