夕刊○ン○イの記事にあったが、65歳以上の老人が、
自分の配偶者や親を介護する、いわゆる老老介護
やってる人達の「うつ病」の罹患率が、かなり高い
らしい。
一般人の数十倍の割合で、うつ病にかかっている
らしい。

自分の知り合いにも、夫を介護していて、
最後は、パーキンソン病状態で寝たきりを1年半
した後、旦那さんが亡くなった方がいたが、奥さんは
その後、軽い「うつ病」になったと、聞いた。


どこの家庭でもそうだが、最期は、女性が介護する
ケースが多く(男性は、仕事仕事で、離れられる
口実が多少あるから・・・)、女性のマンパワー
というより、ウーマンパワーに頼りすぎているんだ
よね。この日記では、介護についてはしつこく書いて
きたけど、形だけの終末医療とか介護じゃなくて、
僕は北欧型の、税金はいっぱい取っても、最期まで
公的施設が、被介護者を面倒見るような、社会保障
が大切だと思ってる。日本のように、移民がいない
ダイナミズムのない国では、アメリカ型の医療介護
社会保障は、なじまない。

僕も夫婦の諍いと言ったら全部根っこは、「介護」
から始まってるからなぁ。諍いの遠因は、子供の
教育でも、性格の不一致でもなんでもない。行き着く
所は、かみさんの親父さん(故人)の介護だったし、
今は、かみさんのお母さんだから・・・。
でも男はいい。逃げ込める先があるから・・・・。