先週は米国株が好調で、毎日ナスダックが上げていた
ので、今日、ほんのちょっと売り注文だしていたが、
逆に各銘柄思ったより下げていて、指値で約定した
のは、1銘柄。後日、改めて売り注文出す予定。



米国株の利益率は40%くらいに戻してきた。



ジム・クレイマーの本、ほとんど読了。なかなか
面白かった。ギャンブル的な発想もあるが、
極めて標準的な株取引をしてきた人だ。
株の売買方法は、極めて、教科書的で、
見込んだ株は、値下がって買い増し、
値上がりして切り売り。それでもこの人
バイアンドホールドではなく、バイアンド
ホームワークがいい、といっている。
買収株狙いや、決算報告後の買い方売り方、
IPO株狙いなど、決してバフェットや
グレアムならやらない短期トレーディングも
空売りも金儲けには必要と言っている。



現実主義者である。相場の大底の見分け方
も、株の本質を突いた見分け方で、
出来高分析はオニールと似ているが、
ニューヨークタイムズワシントンポスト
などの一面に載る記事などが参考に
なるといい、実に面白い。
アメリカ株を、ポートフォリオの中心に
据えている人は必読の書だ。



アメリカの名の知れた投資家の本を
いろいろ読んできたが、
大まかに分類すれば下記のようになる。


Ⅰ、企業価値投資・バリュー投資
  ・長期保有

  ウォーレン・バフェット
  ベンジャミン・グレアム
  エリス・トラウブ
  ステファン・ベッチェル


Ⅱ、企業価値投資・売買収益主義
  ・成長株投資・バイ&ホームワーク

  フィル・フィッシャー
  ジョン・クレイマー
  ピーター・リンチ
  ジョン・スプーナー


Ⅲ、トレンドトレーディング・テクニカル分析
  ・短期売買・ファンダメンタル少し

  ウィリアム・オニール
  マイケル・パーネス



Ⅱに属する投資家は、面白いことに、全員、どこかの
ファンドや証券会社で、仕事で売買をしていた経験がある。


我々も、Ⅱのタイプの投資家の真似をしたいものだ。



先週、全然使っていない米国証券会社の口座に少々、
売買資金を送金する。ジム・クレイマーの10ドル
以下の株狙いに触発されたのである。カミサンに、
シティバンクの封筒見られ、「また儲からない株でも
買うの?」と言われた。図星である。彼女もまた、
パートではあるが、証券国債に係わる仕事に復帰
した。日系だが・・・・・。長続きできるといいが。
幼児2人と介護老人1人かかえては、僕も家事を
手伝わざるを得ない・・・・・。


「株」は、我々2人にはほんの趣味にすぎない。
問題はもっと根深いね。少子高齢化介護の一言に
尽きる。