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4〜5年前から注目していた、アメリカの
検査関連株の会社が、
①メリディアン・バイオサイエンス(VIVO)
②イムコア(BLUD)
③アバキス(ABAX)
で、いずれもナスダック上場。
この5年の株価の伸びは、それぞれ、5倍〜10倍
になった。
VIVOは、検査試薬・検査簡易キットが主力で、
市場はアメリカに限らず、全世界に及ぶ。
BLUDは、血液の検査の中型機器を販売していて、
日本でも、ジャスダック上場のカイノス社が、
その独占販売権を持っている。
ABAXは、同じく血液検査機器だが、主として
動物用だ。
この3社、PERも20〜40倍くらいで、割安
とは言えない。実際、5年前も既にそれぞれ、
株価は10〜20ドルあったが、分割を繰り
返し、5年前の修正株価は、4〜5ドル程度
であったと後付けで、算定されている。
それぞれ、特にすばらしい製品があるわけでは
ないが、検査キットと検査機器を消耗品的に
扱ったため、バフェット流に言えば、
誰もがこれを使わざるを得ない、という
コンセプトに上手に仕上げた感じだ。
ジレットの髭剃りではないが、病気の検査に
これを避けては通れない(製品)となると、
市場は過大に評価するようだ。
後5年後は如何に?