女房が、「最近の我々大人は、他人を叱らなすぎる」と、
先日、文句を述べていた。カミさんは、こういう点では
実に昔気質のきっぷの良さがある。「変に赤の他人を
叱ると、叱りなれていない相手だと、反撃してくるから
、程ほどにね」と僕が言うと、「アナタは、他人を
叱らないからダメだ」と、あらぬ方向に議論が展開しそ
うになり、違う話題を振って切り抜ける。



昔あった、いい風習は、赤の他人が、赤の他人の子供を
大真面目で怒っていた、そういう風習かもね。時間を
1970年代に戻すわけにはいかないだろう。
うるせーそのへんのオヤジは、もう日本には存在し
ないという事だ。



日本がアメリカ化してるのは、ある意味正しいが、
アメリカの場合、子供達の躾に関して言えば、
日本の親ほど(今も昔も)甘くない。それこそ、
お年寄りに電車で席を譲らなかったら、大変だ。
アメリカではむしろ上流に行けばいくほど、
躾がしっかりしており、日本とは逆だ(日本の上流
の方々には、お叱りを受けそうですが・・・・・)


日本にもいい所はあった。
子供をマジに叱れなくなったら親ではない。
昔は、他人の子供の行動を、俺らオヤジは
マジで叱っていたんだが・・・・・