ピーター・リンチもその著書に書いているが、
株を買う場合、「沸騰している市場の周辺を
狙うほうが旨みは大きい」と。


自分の手の内をさらす様で嫌だが、昨今の
バイオ燃料ブームでは、穀物の供給もとの
ダウケミカルやモンサントではなく、
安値放置された小さな農薬の会社の株を
買っている。(ダウやモンサントを買うなとは、
言ってません)


新薬を作るサノフィアベンティスファイザー
ではなく、臨床治験を提供する会社や
新薬の開発を受託する会社の株を買う。
(サノフィやファイザーを買うなとは
言ってません)


自分が機関投資家なら、ダウやファイザー
文句なく買いますが、一端株所有者で
あれば、おのずと銘柄選択は変わって
きます。


ピーター・リンチは、ITバブルを18or
19世紀のアメリカのゴールドラッシュに
見立て、金を掘りにいくのではなく、
金を掘るためのつるはしを売る会社、
金採掘人たちを泊める施設など、
周辺の会社を狙えと言っている。
ITで言えば、ITの環境を整える会社だ。



大企業の株を機関投資家と同じように
ホールドして、5年で20%の利益、
10年で2倍の利益では、あわない。
何のためのホールドかわからない。
5年で最低3〜5倍は欲しい。