■
21日夜、アジアカップ・サッカーで、オーストラリア
とのドイツW杯以来の再戦がある。実に興味深い。
Wカップでは、中村俊選手・高原選手のコンディション
不良や、ヒディング・マジックなどでオーストラリアの
大逆転劇となったが、今回はいかに?
豪州の先発選手は、先のドイツWカップ時と、あまり
変化がないようだ。ほとんどの選手がフィジカルが強い
イングランド・プレミアリーグやスペイン・リーグで、
レギュラーで出ている選手だ。これに対して日本は、
中村選手・高原選手・川口選手くらいが対オースト
ラリア経験者で、大幅に顔ぶれが変わっている。
この試合で確認すべきことは、
①豪州のパワープレー(フィジカル)は、やはり
アジアのレベルを超えているのか?否か?
逆説的に言えば、日本のテクニックが通用する
か?どうか
②前ヒディング監督は、マジシャンなのか否か。
21日の試合で豪州が日本を圧倒したら、それは
豪州の選手の力によるものだと、分かる。
③勝ち負けにかかわらず、今後、アジア予選で
対戦する確率があるフィジカルが強力な豪州に、
オシム監督がどのような戦法をとるか?
オフェンシブにいくか、ディフェンシブに
いくか?これも興味深い。
特に③では、他のアジアのチーム(韓国・
サウジ・イラン・中国など)が、目を皿にして
この試合を分析してるはずだ。
日本を分析するより、日本という、わりあい
システムを重視するチーム、しかも他の
アジアのチームと同じフィジカルが弱い
チームが、ヨーロッパ型でしかもフィジカルも
強いチームに、どう立ち向かうか?この点を
研究しているはず。
これは、アジア・サッカーの課題であり、
アジアで最もシステムやテクニックが進ん
でると思われる日本が、対極にあってしかも
テクニックのある選手を擁する豪州を、
どう抑えるか? 見ものである。
私の予想:日本2−2豪州
(PK3−4)
GKのサイズ(身長)の差が
でるような気がする。
予想はさておき、
頑張れ!!日本!!