先月の「アエラ」に面白い記事があった。
祖父母力(どのようなおじいさん・おばあさんが
いるか)で、当人やその子供たちの仕事や勉強の
決まるというもの。


まだ50代60代くらいの祖父母がいて(自分の
子供から見てだが)、しかも
収入や社会的な地位が高ければ、その状況が、
自分の子供や自分達(夫婦)に、良い結果を
もたらす、そんな感じの記事だった。


いろんな例が書いてあって面白かった。働く女性
、専業主婦から見て、舅姑への確執や、他人の
舅姑への嫉妬(そういった上等の?親を持つ
同僚への嫉妬)。昔からいいふるされてきたこと
に、昨今の、共働き・子供の受験・ありとあらゆる
格差への苛立ちがよく記事に出ていて、
「うーむ」と思わずうなってしまったね。



詳しい記事は読めばわかるが、例えばこんな
感じ。会社組織の同僚が
子供を自分達の親にしっかり預けて、自分達は
(夫婦は)会社組織で出世、趣味も高尚なもの
に走れるのに、自分は、近くに住む片親を、介護
しなくてはいけない。旦那も単身赴任で子供の教育
もままならない。仕事を続けるだけで精一杯。

立派な?親を持つ同僚の一言に、なんでこんなに
嫉妬するのか情けない・・・・・など、
アエラにしては珍しく突っ込んだ記事だった。



人間が不老長寿で不死であれば、だが、どんなに
立派な親達もいずれ、孫を面倒見れず、子供に
お小遣いもやれず、子供や施設の厄介になる時期が
くる。
働き盛りに、「格差」と思われていた自分ら
40代の親達の違いは、祖父母の晩年に対しては、
実は全員に平等に訪れる、「何で自分が?」という
問題なのだ。早いか遅いかだけでね。
昨今は、自分も含めて晩婚で、いっぺんに介護と
子育てがきちゃうんだけどね。



親や子供に自分で納得のいく事ができれば、
それでいいんじゃないの。他人と比べても
しゃーないぜ。