今晩のダウ工業・ナスダックは久しぶりに
、順調に上げている。


いろんなセクターのいろんな銘柄を見て
みると、ホロジック(HLOX)という乳癌の
マンモグラフィーの会社が、20%ほど
急落した。
原因はやはり、4半期のEPSが、すばらしい
値ではあるが、予測より若干低いという
理由らしい。先日暴落したメリディアン・
バイオサイエンス(VIVO)もそうだが、
アメリカの機関投資家ヘッジファンド
かなり、景気動向と企業の決算をリンクして
考えてきており、短くいうと、どんな
数字にも非常に
神経質になっている、という印象だ。


景気の先行きが不安でなければ、絶対
20%も下げるEPSの数字ではないのだが。


今後の方針として、われわれ個人投資家は、
リスクを減らす意味合いから、プット買い
でヘッジをかけたり、既に底値を織り込んだ
株、そういったセクターに、資金を振り当てる。
資源株、資産株、電気電力株、そして、
底を打ったと考えれば、住宅関連株、
金融資銀行株、小売り関連株など。
また、プロクター&ギャンブルや、
コカコーラ、ジレットなど、バフェット
の推奨する優良株を、ポートフォリオ
組み替えておくのもいいだろう。



日経新聞などを読むと、アメリカの景気後退
局面は、最悪の事態が避けられたという、
論調。いろんなデータの分析からくるもの
で、ある程度の信頼感はあるらしい。



アメリカの危機が理論的に去ったとしても
まだ、中国リスクがある。オリンピック
以降の、中国発世界同時株安という、
短期的な不安定局面は、必ず、1回は
やってくると僕は見る。



分散投資をして、ヘッジをかける。
そして、底値を拾う。
損きりは早めに。1株に入れ込まない。


わかってることだけど、10年投資してても
忘れてしまう時があるよね。