6・2号のアエラを立ち読みする
なかなか面白い。「小1で直面する専業主婦母と
働く母隔てる壁」という記事だ。


この記事、東京の専業主婦母と働く母の
相容れない時間管理や考え方を記事にしていた。


子供が小学校や中学校に上がると、何かと
学校や地域活動に引っ張りまわされるのが
常だが、
働く母は、下の子を保育園の延長保育から
連れ戻し、上の子の学童に行く、
こんなパターンは、日本全国行われていて、
僕の家でも例外ではない。


この記事、両者(専業と働く母)の価値観の
相違について、述べていて面白い。
学校行事でも専業主婦は、ゆったりした時間の
枠組みで人間関係を重視したいが、
働く母は、時間がないので、効率性に重点を
おきたい、と。


記事は読めばわかりますが・・・。


東京でも、昔からジモピーが多いエリアと、
新興住宅地域では、かなり親同士の
コミュニケーション方法も違うようです。


ジモピーが多いエリアでは、学校活動(PTA
などの)では、ジモピーが
かなりの仕事量を請け負っており、
それはそれで仕方ないと、諦観してる
部分もある。ジモピーじゃない方々は
いつ、仕事の都合などで、域外に出て行く
かもしれないですから・・・
これは、東京郊外にも当てはまるようです。
よい悪いの問題は抜きにして。




ジモピーが少ないエリアでは、
専業主婦も働く母も、域外の人達ですから、
その地域の地域活動や、学校の活動に
関していえば、いわば同じ感覚で、
あたれるでしょうし、
協力関係を構築していくべきでしょう。




特に、生徒間のいじめや、不登校などは
ジモピーの少ないエリアに多くなりがちと
言われてますので。
父兄(保護者)で、連絡を密にして協力
してほしいですね。




働く母も、専業主婦の母の方々に、
支えてもらっているという認識も必要
でしょう。



公立学校では、先生の当たり外れも大きく、
先生の対応しだいで、生徒がいじめられたり、
孤立したり、不登校になったりするケースも
あるようです。
そういった時、一番大切な事は、
現状を正確に認識すること。


自分の子供たちに、学校の様子を聞く
事も状況の把握にはなるでしょう。
しかし、そこで、今学校で実際起こって
いることを把握するには、
学校長や教頭に確認したり、
担任に確認したり、する作業のほか、

親同士が、連絡を蜜に取り合うことも
大切なはずです。
必ずしも教育者の言うことが正しい
とも限らないからです。
第3者の目は、必要で、それは、
親しい親御さん同士のはずです。


親同士が敵対しあっている地域では、
安心して子供は勉強運動などできない、
と僕は思います。


ちょっと今日は、教育者でもないのに、
教育論を書いてしまいました。



僕のいとこでが(米国籍ハーフ)いま、
テキサスに住んでいて、大家族で、
子供が6人くらいいますが、
なにか、下の2人は、家で教えている
そうです。いわゆるホームチューター
というやつですな。


ダラスの学校は、非常に危険で、
下の2人を、小学校に通わすのに
恐怖を感じ始めたそうです。
幸い、年が離れた(20歳違い)2人
の姉と兄が、しっかり、面倒みてやる
そうで、親の代わりまでしてくれる
そうです。


こういった、危なくて子供を学校に
行かせられない感覚は、まだ日本には
ありません。違った意味での疎外感
(いじめや孤独)はあるかもしれませんが。


子供たちの教育は難しい。
人生で一番成長している期間ですから。



僕など、80過ぎで、胃ロウを今付けてる
親父に、
「学校なんて当てにせず自分でやれ。
行事はいやでも参加しろ。学校に
行ってる期間なんて、人生では
ちょっとした時間でしかない。
友達とは淡々と付き合え。」なんて
言われて育ったんですが、こんな事
自分の子供に言ったら、どんなに
道を踏み外すかわかりません。


今の時代、5〜6才までに、子供が子供
同士で、喧嘩したり、仲良くなったり、
子供が子供だけで、赤の他人に叱られたりする
経験が、あまりになさすぎます。
少子化だし、不審者も多いし、車社会
だから仕方ない。


いまの子供たちに昔のやり方など、
望むべくもないし、実際、そんな教育自体
存在しません。


「心の耐性」って言うのは、挫折感を
味わったり、
実際に挫折したとき、そこから復活できる
耐性・柔軟性だと思います。それには、
子供のころからの経験知識が必要で、
挫折した経験を引き出しに一杯入れてる
子供しか復活できないんだな、と思う。



今の子供を見たり聞いたりしていて思う
のは、今の教育が
あまりに、箱入り息子・娘達を生産している
様で、オイオイって思ってしまうんです。
挫折を恐れるあまり、一直線のレールを
引きすぎていないか?と。これは僕だけの
危惧かもしれませんが・・・・・。



レールの上に乗せるだけでは、
高学歴後、高収入後に、弱者をいたわれる
心が出来上がるとは、到底思えない。



アメリカやイギリスのハイソサイティー
の真似をしろ!!とは思わないが、
息子に国を背おって行かせようと思うなら、
中学生くらいから、寄宿舎にでもぶち込むしか
ない・・・・(過激な発言でスミマセン)


自分から武者修行に行くやつも多いが、
セレブな家庭の子供ほど他流試合をさせる
べき。日本を背おっていく家庭なんだから。
(自分とは縁のないことだが)



今日はアエラの記事から妄想に発展して
しまった(泣)